つみたてNISA運用の実践をサポートしてくれる!Z世代のマネー学はもう読んだ?

つみたてNISA運用の実践をサポートしてくれる!Z世代のマネー学はもう読んだ?
マネーケア

商品選びはリスク許容度をチェックしてから

金融機関が決まったら、次は商品選びです。2022年9月時点で、楽天証券のつみたてNISA取り扱い本数は182本です。豊富な選択肢があるのは魅力ですが、何を基準に、どの商品を選べばいいか、全く分かりませんでした。そこで次に読んだのはこの記事です。

【Z世代のマネー学】自分に合ったポートフォリオとは?自分のリスク許容度はどれくらい?
この記事では、自分に合ったポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の組み方が紹介されています。ポートフォリオを組むときに、基準となるのがリスク許容度(資産運用でどの程度の損なら耐えられるかの度合い)だそうです。

同記事に出てくる「リスク許容度診断」は、年齢や子供の有無、収入、リスクへの考え方などの問いに対し、「YES」「NO」の2択で進んでいきます。4つの質問に答えていくと、自分に合った運用スタイルに辿り着きます。

(引用:「【Z世代のマネー学】自分に合ったポートフォリオとは?自分のリスク許容度はどれくらい?」)
診断結果は以下の3パターンです。

  • 積極運用(目標利回り5%~)
  • バランス運用(目標利回り3~4%)
  • 安定利回り(目標利回り1~2%)

筆者のリスク許容度診断の結果は「積極運用目標利回り5%~」でした。先進国株や新興国株などへの投資がおすすめされています。診断結果を参考にしながら、商品選びを進めることになりました。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選んだ理由

楽天証券が公表するNISAランキングを見ると、上位に上がるのが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。他にも人気な銘柄では「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」などがあります。

より安定運用を目指すなら先進国・新興国に満遍なく投資できるオール・カントリーが向いていますが、リスク許容度診断をふまえ、米国株式に特化したS&P500の購入を決めました。世界経済の中心を担う米国経済。アップルやマイクロソフト、Amazonなどは身近な企業で親近感もあります。また今後も大きな成長を見込める点も、購入を後押しした理由です。

開始3ヶ月の運用成果

2022年7月から取引を始め、これまでに3回購入しました。実際の単価や買付数量は以下の通りです。

(筆者撮影)

購入金額は毎月同じでも、単価がやや上がり気味なので、買付数量も減っています。気になるリターンは…3ヶ月で295円です!

筆者撮影

まだ始めたばかりなので、わずかな利益しか生まれていません。しかし、つみたてNISAを始めとする投資信託は時間が味方してくれるものです。30代から始めるよりは、20代から始めるほうが時間の強みを活かせます。資産運用に興味がある方は、Z世代のマネー学を参考に、投資に取り組むのをおすすめします。

Z世代のマネー学で実践できる知識が身に付く!

今回はZ世代のマネー学で学んだ知識や、つみたてNISAの投資体験談をご紹介しました。証券口座を開設したり、銘柄を選んだりと、つみたてNISAを始めるまでにいろいろな関門があります。ですが、正しい知識を身に付け、1つずつ取り組んでいけば、誰でもつみたてNISAは始められます。まずはご自身のリスク許容度を知ることから始めてみませんか?あなたの資産運用ライフを応援しています。

茨木 彩菜

元中学校教員で1児の母。 実家は100年以上の歴史ある住宅会社で、金融意識の高い家系で成長。 子育てやセカンドライフに向けた投資など、お金に関する知識を中学...

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 2級ファイナンシャルプランニング技能士

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