節約したほうがいい?一人暮らしの食費平均値を公開!

節約したほうがいい?一人暮らしの食費平均値を公開!
マネーケア

一人暮らしの人は自分で家計を管理するため、毎月給料日前にカツカツ…なんて状態が続かない限り、節約を意識すべきかどうかの判断がつきにくいかもしれませんね。しかし、毎回の食事が外食やテイクアウト頼りになっている場合は、もしかすると食費がかかりすぎているかもしれません。

そこで今回は、一人暮らしの食費平均値を大公開!わたしの食費って平均値?と気になっている人は必見です。併せて、食費の賢い節約術もご紹介するので、家計を見直したいという人はチェックしてみてください。

一人暮らしの場合、食費はどれくらいが妥当?

まずは、一人暮らしの食費の相場から確認していきましょう。今一人暮らしをしている人たちは、ひと月どれくらいの食費で生活をしているのでしょうか。

一人暮らしの食費平均額

みなさんは、ひと月にいくらくらい食費がかかっていますか?自炊メインなのか外食メインなのかによっても、ひと月の食費は大きく変わってくるでしょう。そこで今回は、政府が実施している単身世帯の食費についての調査結果を確認してみました。

2019年の「家計調査 家計収支編 単身世帯」によると、ひと月当たりの食費は40,331円が平均値となっています。性別・年齢別に見ると、34歳までの働いている女性の食費はひと月あたり39,388円と、全体の平均値よりも若干低い数値となっていました。

食費は収入に対して20%以下を目指そう

ひと月あたりの食費の平均値が40,000円前後であることがわかりましたが、収入は人によって大きな差があるはずです。月の手取り額が15万円の人と25万円の人とでは、食費にかける40,000円の重みは大きく変わって当然だと言えます。

そこで、自分の収入に対して正しい食費のウエイトを知るために覚えておいてもらいたいのが、「収入に対して食費は20%以下」というキーワード。食費の割合を20%以下にすると考えれば、ひと月の手取り額が15万円の人なら食費を30,000円以下にすることが目標となります。

理想は収入に対して食費を15%に抑えることだという意見もあるため、まずは自分の収入に対して食費が20%を超えないように意識することから始めてみてはいかがでしょうか。

一人暮らしの食費はどうやって節約する?

食費の理想額が明確になったら、その目標を達成するための節約術を習得していきましょう。

自炊にチャレンジ!

一人暮らしになると、仕事も家事も全て一人で行わなければいけなくなります。疲れて帰ってきたあともご飯ができているわけではないので、帰宅後すぐ食事ができるようにと出来あいのものを買ったり外食で済ませたりする人も少なくないでしょう。

しかし、食費の節約を意識するのであれば、出来あいのものを買ったり外食をしたりすることを減らすことが大前提です。自炊メインにシフトチェンジすることができれば、食費を大幅に減らすことも可能でしょう。

食材はまとめ買い

自炊するためには、食材の調達が必要です。食材の買い物へ行くときも、節約を意識しながら工夫することが大切だと言えます。

毎日買い物へ行くのが大変だから自炊は難しい…と考えている人もいるかもしれませんが、その必要はありません。買い物へ行く日を週末など時間に余裕がある日に設定しておき、その日に数日~一週間分の食材をまとめ買いしてしまいましょう。

毎日スーパーで買い物をすると、お菓子やデザートなど本当は買わなくてもよかったものまで買ってしまう可能性が高くなります。一方まとめ買いをすれば、買い物に行く回数を減らすことができるので、つい手を出してしまうようなものと出会う機会も減らすことができるのです。

毎日買い物に行くよりもムダ使いの回数が減るので、まとめ買いの方が節約効果が高いと言えるでしょう。

買う食材は食べきれる量だけ

食材をまとめ買いする時に意識しておきたいのが、「食べきれる量だけ」購入するということです。“まとめ買い”という言葉を聞くと、大量に食材を買い込まないといけないようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際「足りなかったら困る」という気持ちから、つい買いすぎてしまうという人がいるのも事実。

食べきれる量だけの食材を購入するためには、買い物へ行く前に必要な食材をリストアップしておくことが大切です。買い物リストを見ながら値段の安い食材を中心にピックアップすれば、ムダ買いを防ぐことができますよ。

すぐ調理できるように下処理しておくのもおすすめ

まとめ買いをした食材たちは、カットして冷凍したり、下処理をしておくのがおすすめです。仕事から帰って1から食材を切って調理…となると、重い腰が上がらない人も多いと思います。しかし、このひと手間をプラスしておくと、そのハードルを下げることができるのです。

例えば、白菜と豚肉をカットして一緒に冷凍しておけば、レンジでチンしてポン酢など調味料をかけるだけですぐに食べることができます。あとはご飯さえあれば立派な夕食になりますよね。こういう時短レシピは、InstagramやYouTubeなど、SNSにたくさんあるので、一度検索してみてください。

自炊のハードルを下げて、買った食材をきちんと使い切ることで、せっかくまとめ買いした食材を腐らせてしまい結局捨ててしまった…なんてことも少なくなるはずです。

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川西まあさ

フィットネスインストラクターや保険の法人営業などを経て、ライターとして活動中。 今まで経験したきたことをもとに、みなさんの”知りたい!”にこたえられる記事を...

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