名前はよく聞く！FX(外国為替証拠金取引)とは？？

2016.06.23

名前を聞いたことはあるのに、よく分からずにスルーしている言葉ってありませんか？よく分からないからいいや…と思っている人も多いのでは？けれど、知っておくとお得かもしれない情報を逃したくないですよね。今回は、よく聞くけれど、実は知らない（？）「FX」を取り上げます！

FXってなに？

FXは「Foreign Exchange」の略で、外国為替証拠金取引とも呼ばれています。
ざっくり説明すると ”外国の通貨を取引すること”。円やドルやユーロなど世界中にいろんな通貨がありますが、毎日秒単位で相対価格が変わっています。この通貨ごとの値段差を利用して、通貨を売買することで「為替差益」と呼ばれる利益を得るのがFXなんです。
たとえば、1ドルが100円のときに、10ドルを購入したとします。そのあと1ドルが105円に値上がりしたタイミングで、「10ドルを円に戻す」ことで、プラス50円の利益をゲット！といった流れがFXの基本です。

FXの特徴とは

1.いつでも取引できる

FXは世界中の通貨を使って取引します。世界中を舞台にしているので、各国の為替市場が開いている時間なら、いつでも取引できます。時間帯によって値段の動き方にも特徴があるので、取引できる時間帯はどのような動きをするか、始める前にチェックしておきましょう。
空いた時間におこづかい稼ぎ感覚でFXをやっている人もいるようですよ。

2.チリも積もれば山となる「スワップポイント」

FXでは、通貨を売買する「為替差益」だけでなく、「スワップポイント」と呼ばれる利益を出す方法もあります。世界各国の通貨は、相対価格のほかにも、金利がそれぞれ何%といったふうに付けられています。
たとえば、日本の金利は0.1%で、ニュージーランドの金利は2.25%（2016年06月時点）の場合、この数%の金利差を利用して、通貨を売らずに毎日ちょっとずつの金利を受け取っていくのが、スワップポイントでの利益の出しかたです。
スワップポイントでの利益は、1日で見ると少額かもしれませんが、長い目で見れば大きな金額になるかもしれません。

3.MAX 25倍も掛けられる「レバレッジ」とは…？

FXは、ハイリスク・ハイリターンな投資方法の1つでもあります。というのも、取引するときに「レバレッジ」という融資を受けられることにあるのです。
レバレッジは、FX口座に預けたお金である「証拠金」を担保に、最大25倍ものお金を借りて取引できるといったもの。たとえば、証拠金が10万円で25倍のレバレッジを掛ければ、取引金額はなんと…最大250万円！もし250万円で取引して、利益が出たら最高ですね！でも失敗したら…250万円の損失を受けることになってしまいます。「FXでお金を溶かした～！」といった話を本やネットで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか？大きな損失を受けてしまわないように、仕組みを理解した上で取引をしましょう。