正社員から業務委託に転職!知識ゼロで確定申告した体験談
知識ゼロ!どうやって確定申告をする?
まずは、最寄りの税務署に電話で相談
前述の通り、確定申告に関する知識がゼロだった筆者。何から手をつけたらいいのかわからない状態でしたが、人事や給与関係の仕事をしている知人に相談してみると「税務署に電話してみると、詳しく教えてもらえるよ」とアドバイスされました。
そこで初めて最寄りの税務署を調べ、電話で相談。自分の状況を説明すると、確定申告が確かに必要なこと、必要書類や申告会場、申告期間などを詳しく教えてもらえました。
必要書類は、国税局のホームページからダウンロードして作成。業務委託になってからの収支内訳書を作成し、申告の準備がなんとか完了しました。
いざ、確定申告会場へ。人が多すぎて戸惑う!
通常、確定申告は毎年2月16日~3月15日にすることになっていますが、現在ではコロナウィルスの影響で期間が延長されています。筆者が確定申告をしたのはコロナ流行前でしたが、何か不備があっても間に合うように、2月の下旬に確定申告のために特設された会場を訪れました。
会場に到着して最初に目に飛び込んできたのは、人、人、人!とにかく人が多すぎて、どこが何の手続きをするコーナーなのかもわからない状態でした。
会場内の至る所に行列ができていましたが、それが果たして何の列なのかも不明。まずはどこに並べばいいかもわからず、誰かに聞こうにも税務職員は大忙しでつかまらず、しばらく会場内で茫然としてしまいました。
会場内をさまよう内に、ようやく自分が並ぶべき場所がわかった筆者。順番待ちのカードをもらって、待っている間に昼食を済ませることにしました。
筆者が行った申告会場はショッピングモール内にあったため、別フロアですぐに食事ができたので便利でした。昼食を終えてしばらく会場内で待機していると、やっと自分の順番が回ってきました。このとき、会場到着からすでに約3時間経過。ようやく申告書類を作成するスペースに入れたのでした。
ちなみに現在では、国税電子申告・納税システムである「e-Tax」を使えば、PCやスマホで自宅にいながら確定申告ができます。毎年、確定申告会場は大勢の人で混雑するので、次からはe-Taxを使おう!と決意した筆者でした。
会場のPCで必要事項を入力して完了
申告書類を作成するスペースには、ずらりとPCが並んでいます。一人一台のPCを使って、必要事項を入力。操作自体は簡単な内容なので、特に困ることはありませんでした。
入力完了後、プリントアウトされた書類と、持参した源泉徴収票や収支内訳書を封筒に入れ、会場内に設置してあるポストに投函すれば申告完了。待ち時間を除けば、申告自体にかかる時間はそこまで長くはありません。
後日、自宅に「国税還付金振込通知書」が届き、正社員時代に源泉徴収された分が無事に払い戻されることになりました。
戸惑うことも多くありましたが、自分の力でなんとか確定申告ができたことは、業務委託として働いていく上での自信にもなった気がします。
一社会人として知っておきたい確定申告のこと
お金を稼ぐとどんな仕組みで納税しなければならないのかは、社会人として知っておきたいですよね。特に、業務委託で働くなら確定申告について詳しく知っておいて損をすることはありません。
最初はわからないことだらけでも、自分なりに調べながら実践してみることで、社会人としての経験値がアップしたと感じた筆者でした。