在英イラン人学生、アメリカの制裁をビットコインでかいくぐる

仮想通貨

アメリカがイランに対して行っている制裁は、西アジアの国々の経済も停滞させています。そして、現在この制裁の最大の被害者となっているのは学生です。

イギリスのガーディアン紙によると、数百人の在英イラン人学生が銀行の利用を拒否されています。その結果、彼らは学費を含むあらゆる支払いができなくなったり、遅れたりしているというのです。レディング大学で法律を学ぶ23歳のParsa Sadat氏は、イランに戻って現金を持ってくるか、大学をやめるかの選択を迫られました。

レディング大学助教授の佐藤舞氏はこのように語っています。「大学が学生に、外務省から危険と認定されている国のひとつであるイランから多額の現金を持ってくるように要求することは、強い批判を浴びて当然です。Sadat氏も数千ポンドの現金を抱えて移動することを危険だと感じています」

解決策が提示されないままの現在、イラン人学生たちはトランプ大統領のイランへの制裁をかいくぐるため、新たな方法を試み始めました。ビットコインなどの仮想通貨を使い始めたのです。仮想通貨なら、あらゆる世界的な経済的抵抗を回避して、便利な支払い方法として活用することができます。ビットコインの支払いツールに実装されているプロコトルは分散型であるため、中心となって規制をする機関が存在しないからです。また、エンドツーエンド暗号化によって、仮想通貨の取引は半匿名になっています。

それ故、多くのイラン人学生の保護者が現地通貨でビットコインを購入し、世界各地に住む留学中の子どもたちのビットコインウォレットに送金しています。送金されたビットコインは、子供によって各地の通貨に換金されるのです。こういった取引には警察や政府の許可は必要ありません。 しかし、ビットコインユーザーにすべての取引を報告するように定めている国もあります。マネーロンダリングや、テロ組織へ資金が流れることを防止するためです。イランは基本的に仮想通貨を禁止しています。イラン人留学生の保護者たちは、リスクを犯しながら子どもたちにビットコインによる送金をしている状態です。

(画像引用:https://www.ccn.com/iranian-students-in-uk-choose-bitcoin-to-circumvent-us-sanctions/)

ワザモノ編集部

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