寡婦控除が未婚のひとり親にも適用 安心して子育てしたい!

税金

今までの寡婦控除は、未婚のひとり親は対象外だった

寡婦控除(特別の寡婦)の条件をよく読むと、「夫と死別か離婚しその後結婚していない、または夫の生死が不明の人」ですから、結婚歴がないと対象ではないことが分かります。
これでは不平等、という意見がさまざまなところから出ていました。
母親ひとりで子どもを育て、合計所得金額が500万円以下の状況は同じなのに、結婚をしたことがあるか、ないかで税額が変わってしまうなんて、大変なことです。

しかし、2020年からは未婚のひとり親も寡婦控除が適用になります。
所得控除を受けることで、税金の計算のもとになる課税所得が減れば、所得税率が小さくなったり、医療費控除を受けやすくなったりと、他にも影響があります。

どんな時でも安心して子育てするには

このような情報は、忙しい子育て中の人にとって必要ではあるものの、注意をしていないとうっかりスルーしてしまうこともあるかもしれません。
情報をキャッチアップするのは、安心して子育てするには不可欠です。

ツイッターで、#ひとり親、#シングルマザーなどをチェックしているとスキマ時間にも読めて便利です。メールなら、グーグルアラートでキーワードを設定しておくと、対象となるサイトがメールで通知されるのも便利。
それから、口コミも要チェックです。

まとめ

子どもが安心して暮らすには、親も安心していることがとても大切。
心配は尽きない子育てですが、情報を味方につけて毎日を楽しみたいですね。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

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