水洗顔でその後のスキンケアの効果が8割減!?
2018年は夏が長いと言われており、まだまだ暑い日が続きます。
そんな暑い日、朝の洗顔に水を使ってさっぱりしている人も多いかと思います。
ですが、美容の面から見ると実はよくないんだそう。今回は、ある調査結果を元に、肌にいい洗顔についてご紹介します。
今回は、ポーラ・オルビスグループの株式会社DECENCIAが2018年7月3日〜4日にかけて20〜40代女性360名に対しておこなったアンケートを参考にしました。
朝、水で洗顔をする人
この時期、水で顔をすすいでいると回答したのは全体のなんと62%。半分以上の方が、洗顔に水を使用していることがわかりました。理由として、爽快感があるというものや、肌が引き締まる気がするという声が多くありました。
しかし、株式会社DECENCIAによると、水温が低いとすすいだ後の皮膚の温度が下がり、肌のスキンケアの効果の低下につながるそう。
水ですすいだことを想定した皮膚温度25度と、人肌に近いぬるま湯ですすいだことを想定した皮膚温度35度では、皮膚温度が低い方が、美容成分の働きがなんと87%も下がってしまうという結果が出たそうです。
また、美容成分の働きが低下するだけでなく、肌のバリア機能が低下して、肌荒れやシミくすみを加速させてしまうことにも繋がる、という結果も出ています。
すすいだ後に同じスキンケアをしても、水の温度だけでこんなにも効果に差が出てしまうなんて驚きです。夏は昔からずっと水ですすいでいる、という人にとっては衝撃の結果なのではないでしょうか。
これからの洗顔は
この結果から、夏でも顔をすすぐときは人肌くらいのぬるま湯で洗った方がいいということがわかりましたね。普段から水ですすいでいる人にとっては、そのあとの爽快感や肌の引き締まり具合にもちょっと違和感を感じるかもしれませんが、効果的なスキンケアのために慣れるまで頑張りましょう。
いかがでしたか
水の温度でも、スキンケアの結果に大きな影響が出ることがわかりました。あまり冷たすぎない、人肌くらいの温度で肌をすすいであげましょう。小さなことの積み重ねが、未来の綺麗な肌に繋がります。