知っておきたい！職場関係、友人への結婚祝いの常識・非常識

2016.09.07

結婚・出産

職場の同僚や友人の結婚、お祝いにいくら包んだらいいのか、プレゼントは何がいいのか、悩みますね。大人の女性のたしなみとして、結婚祝いのルールをきちんと理解しておきたいもの。職場関係や友人への結婚祝いの相場やプレゼントについてご紹介します。

わかってる？結婚祝いの基礎知識

結婚祝いというと、品物を思い浮かべますが、広い意味では現金も含まれます。昔から、結婚祝いは結婚する日の1週間位前迄の大安吉日、あるいは先勝、友引の日の午前中に直接届けるものでした。しかし、現代社会でそれは難しく、披露宴に招かれている場合は当日持参すれば良いことになっています。ただし、これは現金の場合です。

プレゼントを贈る場合、披露宴会場に持参するのは荷物が増えて新郎新婦に迷惑をかけてしまいますからＮＧです。プレゼントを贈るなら、結婚式の1週間前までに本人に届くように手配しましょう。
結婚式、披露宴に行かない場合も、1週間前までに本人に届くようにします。職場で手渡しという方法もありますが、重たいプレゼントの場合は自宅へ送った方が親切かもしれません。

結婚祝い、現金で贈る場合の相場は？

職場関係や友人への結婚祝いの現金の相場は、披露宴に出席する場合は30,000円です。これは、披露宴でのお料理や引き出物を考慮した金額となっています。もし、披露宴をせず入籍だけとか、披露宴に出席しない場合は、現金なら10,000円包めばいいでしょう。

結婚祝いを現金で贈る場合は、「一度きりで二度目はないように」との意味で、一度結ぶと引っ張ってもほどけない「結び切り」の水引の熨斗袋を使います。金額に応じた袋の体裁があるので、実際にお店で金額に合ったものを選ぶようにしましょう。

要確認！おすすめの結婚祝いと選ぶ際の注意点

結婚祝いを品物で贈る場合は、現金の相場を参考にして同額位の品物を選びましょう。ただし、披露宴に出席する場合は、新郎新婦の希望でなければ、3万円の品物だけを贈るよりも、現金にプラスして品物を贈る方がいいでしょう。親しい友人で少しずつお金を出し合ってプレゼントを贈るというのもいいですね。

何を贈るかですが、親しい間柄なら予算を知らせてリクエストをしてもらった方が、新郎新婦が喜ぶ品をプレゼントできます。もし聞けない場合は、品物が重複しても無駄にならないような品を選ぶようにしましょう。

具体的には新生活で使えるようなものがよく、ブランドものの高級な鍋やカトラリーセット、フォトフレームなどが人気です。気を付けておきたいのが、結婚祝いのタブー。はさみや包丁は“縁を切る”と、またガラスや陶磁器は“仲が壊れる”と日本では昔から避けられていました。今は、ペアのシャンパングラスなどを贈って喜ばれますが、縁起を気にするカップルもいますので気を付けましょう。