初心者が知っておきたい用語「単利」「複利」

資産運用

お金がお金を生んで増やす金利には「単利」で増やすものと「複利」で増やすものがあります。今回は、マネー初心者でもわかるように、「単利」と「複利」の違いを解説したいと思います。

「単利」ってなに?

お金を増やすのに頑張って働いているのが「元本」だけの場合が、「単利」です。
例えば100万円の元本の入ったお財布に年率1%の金利で働いてもらうとします。1年後には1万円の利息が生まれます。その利息は、取り出してすぐにお財布に貯めておくということになります。そして2年目も100万円の元本の入ったお財布は変わらず100万円のままで年率1%の金利で働いてもらって1万円の利息を生んでもらいます。その利息も、取り出してすぐにお財布に貯めておくことになります。

1年で1万円の利息ですから10年後には利息を入れるお財布には10万円貯まっているということになります。つまり元本と利息を合わせて110万円ということになります。

「複利」ってなに?

お金を増やすのに頑張って働いているのが「元本」と「利息」の場合が、「複利」です。
「複利」はお金が仲間を増やしながら働いています。
例えば、100万円の元本の入ったお財布に年率1%の金利で働いてもらうと「単利」と同じく、1年後は1万円の利息が生まれます。「複利」の場合は、この利息を取り出さず、元本に含めていきます。すると2年目の元本は101万円になって年率1%の金利で働きます。つまり2年後の利息は1万100円です。この利息もまた元本に含めていきます。これを繰り返すと10年後には元本と利息を合わせると110万4622円になります。

「複利」は期間が長ければより力を発揮

お金をふやすには「単利」より「複利」の方が有利であることは分かったのではないのでしょうか?
実は複利は時間を味方につけるともっと力を発揮します。
100万円を年1%の金利で20年働かせると「単利」では120万円ですが、「複利」だと122万190円になります。30年では「単利」で130万円、「複利」で134万7849円になります。このように「複利」と高い利率の組み合わせで長く運用すると、よりお得に効率よくお金を増やす事ができるのです。

まとめ

「単利」も「複利」も1年後は一緒ですが、その後の増え方に差がつきます。「複利」には半年毎についた利息を元本に取り込む半年複利もあります。もちろん元本に取り込む期間が短いほど「複利」効果は現れます。少しでもお金をふやすために早めに「複利」のパワーを認識しましょう。

廣木 智代

ファイナンシャルプランナー(CFP) 結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけ...

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