外干し?部屋干し? どっちがトクか、節約徹底比較!
電気代のかからない部屋干しはこれ!
外干しと部屋干し、費用がかからないのはもちろん外干しです。部屋干しではエアコンや扇風機などを使うため、電気代がかかってしまうからです。しかし、そうはいってもこの時期はどうしても部屋干しになりがちです。
そこで、どの家電を使うといくらかかるのか、おおよその電気代の目安を出してみました。我が家の例なので、機種によって金額に違いがあるとは思いますが、ひとつの参考にしてください。
①部屋干しして、エアコンの除湿をつける…10時間・約48円
コンプレッサー式のエアコンであれば自宅を出る前にタイマーでセットしておけばOK。除湿機能で部屋干しでも乾きやすくなります。部屋全体も除湿できるので、室内もすごしやすくなるメリットがあります。
ただし、部屋干しする場合、どうしても生乾きのにおいが残ってしまいがちです。菌が増殖しないよう工夫された部屋干し用洗剤も併用するのがオススメです。
②部屋干しして、扇風機を洗濯物にあてる…10時間・約11円
首振り機能のある扇風機を洗濯物に向けて、風をあてておくと乾きやすくなります。風の強さは弱で十分。うまく風が行き渡るように、干し方を工夫するといいでしょう。こちらも①と同様生乾きのにおいが出てしまうので、部屋干し用洗剤を一緒に使いたいですね。
③部屋干しして、衣類乾燥除湿機を使う…3時間・約60円
衣類乾燥除湿機は持ち運びができるので、部屋干しの乾燥だけでなく、クローゼット内に置いて除湿することもできます。とはいえ本体は数千円〜5万円しますし、短時間でも電気代がけっこうかかるので、使いすぎには要注意。
④乾燥機つき洗濯機を使う…1回(8キロ)約50円(ヒーター式)、約15円(ヒートポンプ式)
乾燥機つき洗濯機を使えば、そもそも部屋干しの手間がなくなります。
乾燥機つき洗濯機の乾燥方法には、ヒーター式とヒートポンプ式があります。電気代はヒートポンプ式のほうが安上がりです。
難点は洗濯機そのものが高いこと。ヒーター式は7万円〜12万円、ヒートポンプ式は18万円〜28万円ほどします。
このように、部屋干しをする前提で考えれば、電気代は扇風機がもっとも安いという結果になりました。
我が家では思い切ってヒートポンプ式の乾燥機つき洗濯機を導入しました。毎日使った場合、ヒートポンプ式がヒーター式よりお得になるのは約8年半後となる計算でした。しかし、家事を軽減できますし、洗濯・乾燥までして15円なら「乾燥機を使ってしまった…」というストレスもなくせるので、よかったと思っています。
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まとめ
外干しにすると電気代がかからずお得ですが、天候に左右されるので梅雨の時期はなかなかできません。外干ししても雨に濡れてしまっては洗濯のし直しですし、時間も電気代も余計にかかってしまいます。それを防ぐ意味では、部屋干しのほうがいいといえるでしょう。
部屋干しの場合、扇風機の風を当てるのがいちばん安上がりですが、生乾きのにおいはどうしても残りがちなので、部屋干し用の洗剤を活用するのがオススメです。