【第2回】暗号資産未経験から始めるNFT!私たちが購入するにはどうしたらいい?

【第2回】暗号資産未経験から始めるNFT!私たちが購入するにはどうしたらいい?
マネーケア

高校で資産運用の授業が始まった今、お金や投資について考える機会が増えた人も多いはず。私も例外ではなく、自分に合った投資やお金の使い方を日々模索しています。そこで出会ったのが「NFT」という存在です。前回はNFTとは何なのか。暗号資産とどう違うのかについて勉強していきました。2回目となる今回は、NFTを買うためのステップや自分が発行したいときどうしたら良いのかを調べていきましょう。

【前回のおさらい】一体NFTって何者!?

NFTを勉強していくことにした前回は、NFTとは何なのか、私たちは何ができるのかについて勉強しました。NFTはコピーができないオリジナルの“モノ”であり、NFTを保有することでコミュニティへ参加ができたり転売で利益を得たりできます。すでに株式投資をしている私ですが、NFTの方が保有することの楽しみ方の幅が広い気がしています。

勉強していくと、さまざまな企業がNFT事業へ乗り出していることもわかり、ゆくゆくは私たちの生活に密な存在になるかもしれない!というのが私の感想です。

詳しくは第1弾で紹介しているので、チェックしてみてくださいね。

さて、前回第1弾で学んだことを受けて、私の中にいくつかの疑問が生まれました。

  • NFTを保有するために必要なこと
  • 日本語しか使えないとNFTの利用は難しいのか
  • 私たち一般人がNFTを発行することは難しいのか

今回は、上記の3つについて勉強していきましょう!

疑問:NFTを保有するにはなにをすれば良いの?

NFTを勉強していくうちに「やっぱり、気になるNFTがあれば欲しい!」という思いが強くなった私は、NFTを保有するために動き出すことにしました。調べてみると、どうやらNFTを保有するためには、日本円をNFTの売買に必要な暗号資産に交換するための「暗号資産口座」のほかに、NFTを買うためのマーケットへの登録と、NFTを管理する場所が必要になるようです。

さらに調べていくと、すべてがセットになっている口座もあるようで、頭の中がプチパニックに…!整理するためにそれぞれの特徴と、どのような口座があるのか調べてみました。

暗号資産の口座とNFTマーケット・ウォレットへの登録

2022年9月時点では、日本円でNFTが買えることはほとんどなく、大体が「イーサリアム」という暗号資産の通貨を使って取り引きされています。まだイーサリアムを持っていない人は、まず暗号資産の口座開設が必要です。暗号資産の口座では、日本円を入金して暗号資産に交換できますよ。

イーサリアムは暗号資産を買ったことがない私でも聞いたことがあるくらい人気の通貨。取り扱っている暗号資産交換業者も多いため、すでに口座を持っている人は新しく作る必要はなさそうです。実際、「Coincheck(コインチェック)」の口座を開設していた私は、新しく作らなくてもNFTの取り引きができそうでした。

また、暗号資産の口座ではNFTの購入ができないので、暗号資産の口座に入っているイーサリアムをNFTのマーケット(お店)に移してからNFTを購入しなければいけません。また、購入したNFTやお釣りを保管する場所(ウォレット)も必要になるようです。ただ、私が開設していたコインチェックでは、口座さえあればマーケットやウォレットの登録は不要のようでした。

まとめると…NFTを保有するまでには、暗号資産の口座、NFTマーケットの登録、ウォレットの登録が必須!ただし例外もあり、いくつかのサービスがまとめられていることもあるので、口座開設前に確認した方が良さそうです。

どんなNFTマーケットがあるの?

NFTを購入するためには、マーケットを通さなければいけません。調べていくと、私たちが普段の買い物でさまざまなお店を使い分けているのと同じように、NFTのマーケットもそれぞれ取り扱っている内容やサービスが異なります。

なかでも「OpenSea(オープンシー)」は、世界でも利用者の多いマーケットで、日本でも人気があるようです。アートや音楽、スポーツなど、取り扱っているNFTの種類が豊富なので、サイト内を見ているだけでも楽しめました。ただし、NFTを購入するためにはガス代と呼ばれるイーサリアムの移動手数料がかかってしまうので、すぐに購入する予定がない私は、少し様子を見ようと思います。

ほかにも、私の暗号資産の口座があるコインチェックでは、コインチェックで交換したイーサリアムでそのままNFTが購入できることが発覚!イーサリアムを移動させなくて良いのでガス代もかからないうえ、手間も省けるので初心者の私でも簡単に取り引きできそうです。ただ、日本円からイーサリアムに交換するための手数料はかかるので、注意が必要ですね。

疑問: NFTは日本語じゃできないことが多い…?

NFTがまだ日本に浸透していないこともあり、公式で発表されている情報は、ほとんど海外のものです。調べるにつれて「英語が理解できないと利用するのが難しいかもしれない…」と、の一連の取り引きが自分にできるのか不安になりました。
調べてみると、登録や売買の操作自体は簡単で、日本人が運営するブログに流れが掲載されているものも多く、英語が得意でない私でもできそうです。

しかし、NFTを詳しく調べたい!と思った場合は、英語ができた方が情報を手に入れやすいと思います。また、ネットだけでなく専門的な本も読んでみましたが、専門家はアメリカなどNFTが進んでいる国から情報を得ていることが多いように感じました。

NFTを突き詰めたい人は、英語も理解できるようになっておくのがおすすめです。

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marunon

2018年に投資をスタートさせた3児の母。 資産運用を通してお金の基礎知識をつけたいと思い、2022年にFP2級を取得。 マイペースに継続できる投資を心掛け...

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