20代からの資産運用、何から始める?
まずは値動きの感覚をつかもう
投資にはさまざまな分野がありますが、株式投資や投資信託から始めるといいでしょう。身近な企業の株式なら、どんな値動きをするかイメージしやすいからです。
株式も投資信託も、金融市場で取引され、刻々と値動きをするので、安い時に買って、高い時に売ることで、売買の差額を利益にできます。
そこで、まずは値動きの感覚をつかむことを意識して始めてみましょう。値動きだけならインターネットで調べることもできますが、やはり自分のお金で投資をするとなると心構えが変わりますし、耳に入ってくる情報も異なります。普段スルーする情報も気になるようになるわけです。
投資をするには特別な準備は不要。スマホがあれば、すぐに始められます。
特に、仕事に忙しい毎日を送っている20代には、スマホで株式や投資信託に投資ができるスマホ証券がおススメです。スマホ証券には、これから投資デビューという人も安心して手軽に投資ができる、さまざまなサービスが整っています。
スマホ証券の特徴には、以下のようなものがあります。
●スマホ証券の特徴1:少額から投資できる
株式投資は、通常100株単位での売買です。そのため、1株500円の株を買おうとしたら少なくとも500円×100株=5万円が必要です。5万円の投資をして損失が出たら、と考えるとちょっと悩んでしまいそうな金額ですよね。
スマホ証券では、1株単位や、100円・1000円といった少額で売買ができるところがあります。
投資信託も同様に、100円・1000円から始められます。
●スマホ証券の特徴2:手数料が安い
株式を売買するときには、証券会社に手数料を払わなくてはなりません。手数料が高いと、せっかく売買益が出ても少なくなってしまいます。少なくとも手数料より利益が出ないと、手元には何も残りません。
スマホ証券では、手数料がとても安く設定されていたり、なかには無料のところもあります。
●スマホ証券の特徴3:ポイント投資ができる
いきなりお金を投資するのはやっぱり怖い、と思っても大丈夫。スマホ証券のなかにはポイント投資ができるところがあります。TポイントやLINEポイントを1ポイント=1円で投資できるので、投資のはじめの一歩にいいでしょう。
ポイントが増えたらお買い物に使えたり、さらにポイント投資したり、楽しみが増えそうです。
●スマホ証券の特徴4:投資先選びに悩まない
投資初心者がおちいりがちなのが、投資先選びに悩みすぎて決められず、投資そのものができなくなってしまうこと。投資はやってみないと上達しません。とはいえ、選択肢があまりにも多いと決められないものです。
その点、スマホ証券では選びやすいよう、取扱銘柄が絞り込まれているところもあります。株式や投資信託の投資に慣れてきた人であればデメリットかもしれませんが、投資初心者にとってはかえってメリット。人気のトレンド銘柄や、株主優待が充実している銘柄など、テーマ別に探すこともできます。
●スマホ証券の特徴5:取引が手軽でスピーディ
スマホ証券は、口座開設から株式・投資信託の取引まで、すべてスマホで完結できます。インターネット環境があればいつでもどこでも取引可能。
ちょっとしたスキマ時間に投資ができるのも、スマホ証券ならではですね。
●スマホ証券の特徴6:NISA・つみたてNISAの利用も可能
NISA(ニーサ、少額投資非課税制度)、つみたてNISA(積立ニーサ)は、利益が非課税になるおトクな投資の制度です。NISA口座を開設して運用しますが、一般のNISAは年間120万円まで、つみたてNISAは一定の投資信託を年間40万円まで購入できます。
NISA口座は一人一口座しか作れないので、一般NISAか、つみたてNISAを選びます。
少額でコツコツ積み立てたいなら、つみたてNISAがオススメです。購入できる投資信託は金融庁の基準をクリアしているので、安心して運用することができます。