【教育資金の作り方】低解約返戻金型終身保険を契約!我が家が契約で迷ったポイントと契約内容

【教育資金の作り方】低解約返戻金型終身保険を契約!考えたこととは
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USドル建ての低解約返戻金型終身保険に加入決定

結論から言うと、我が家ではUSドル建てタイプの低解約返戻金型終身保険に加入しました。ここからは、USドル建ての低解約返戻金型終身保険の概要と、実際に契約した内容をご紹介していきます。

USドル建てタイプの低解約返戻金型終身保険の概要

USドル建て低解約返戻金型終身保険の特徴を簡単にご紹介しましょう。

<特徴>
・USドルで積み立てる
・積立利率の最低保証が一般的に円建てよりも高い
・積立利率は保険期間中、固定ではない

USドル建てタイプの低解約返戻金型終身保険はUSドルの金利で運用され、積立利率がアメリカの経済状況によって変わるのがひとつのポイントです。USドル建てのほうが円建てよりも金利が高い点が特長で、資金が成長するチャンスもあります。

我が家では、日本円だけで資産を持つよりも外貨に分散させたほうが円安のリスク対策になるということで興味を持ちました。

円建てと比較して不安に思ったポイント

しかし、円建てタイプの保険と迷わなかったわけではありません。USドル建てタイプの低解約返戻金型終身保険にはリスクもあります。

<リスク>
・為替に左右される

USドル建てにはあり、円建ての低解約返戻金型終身保険にはないリスク、それは為替のリスクです。10年、15年後の円とドルと関係は予測がつかない面があり、解約時の為替の状況によっては、思っていたような利益を得られない可能性もあります。

しかし、迷ってばかりいては始まりません。我が家が検討していた保険商品の積立利率には最低保証があり、さらに円建ての保険よりも高く設定されていました。その点に為替リスクを超える魅力を感じ、我が家では期待を込めてドル建てに決定しました。

契約する際に我が家が迷ったポイントと契約内容

最後は、いざUSドル建て低解約返戻金型終身保険を契約する段階で迷ったポイント2つと、契約内容をご紹介します。教育資金の目標金額を300万円と決めていたので金額についての迷いはありませんでしたが、被保険者や払い込み期間で悩みました。

被保険者は夫と私どちらが妥当か

まず迷ったのは被保険者です。
払い込み完了後に解約する前提で加入しますが、そこまでの期間で被保険者に万が一の事態があれば、その時点で保険金を受け取ることになります。夫と私、どちらのために備えるかを検討し、我が家では稼ぎ頭の夫を被保険者として契約しました。契約者も夫です。

余談ですが、母親の万が一に備えて、死亡保障がついた保険に加入している家庭はそれほど多くないそう。我が家では、別途私も死亡保障がある保険に加入しています。

払い込み期間を何年にするか

時間をかけて考えたのは、払い込み期間です。
検討していた保険商品は払い込み期間を10年、15年、20年…と5年単位で最長30年まで自由に設定できました。今回は、教育資金のためにかけた保険なので、次男の成長に合わせ10年と15年、どちらが払い込み期間として妥当か悩みます。

迷った理由は、月々の払い込み額の差
低解約返戻金型終身保険は、早く払い込みを終えているほうが解約時の払戻率を考えると有利です。しかし、月々の支払額は大きくなります。払い込み期間15年のほうが家計への負担は小さいですが、最終的に我が家では、払戻率が少しでもアップするよう10年での払い込みを選択しました。

USドル建て低解約返戻金型終身保険で教育資金を確保

我が家では、次男の教育資金を貯める方法としてUSドル建て低解約返戻金型終身保険を選択しました。外貨建ては円建てよりも資金の成長チャンスがあり、積立利率に最低保証がある面でもメリットを感じます。

為替変動のリスクは無視できませんが、我が家ではこの保険を選べたことに大満足。将来のお金の不安がひとつクリアになりホッとしています。この例が、少しでも教育資金に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

kimmy

美容、コスメが好きな2児のママです。 営業職、秘書の経験あり。保有資格は高等学校教諭一種免許状(体育)、秘書検定2級、ファイナンシャルプランナー3級など。 ...

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 2級ファイナンシャルプランニング技能士

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