激安スーパーで節約のつもりが出費増!食費管理、どうすればいい?
節約のつもりが食費増!どう対策すればいい?
激安スーパーで節約のつもりが、結局食費が増えていることにようやく気が付いたHさん。原因と対策を考えていきます。
安くても“本当に必要か?”を見極める
「今どうしても必要なものではないけど、安いし、ストックしておけばいつか使うから」という理由で、日々買い物をしていたHさん。結果は先述のとおり、ストックが増えすぎて管理できなくなり、無駄にしてしまいました。反省したHさんは、安くても本当に必要でないものは買わないよう決意したのです。
とはいえ、ストックはうまく管理できれば食費の節約になります。Hさんの問題点は、今家に何の食材がどれだけあるか、把握できていなかったこと。Hさんは、在庫管理を徹底できる方法を探します。
<冷蔵庫のメモで在庫を管理>
最初にトライしたのは、冷蔵庫にメモを貼って、いつ何をどれだけ買ったのかを記入し、使ったら消していくという方法。メモは更新されるたびにスマホで写真を撮り、買い物をするときは、その写真を見て確認するようにしていたそうです。簡単に始められる方法でしたが、写真を撮り忘れてしまうこともあり、断念…。ほかの方法を試してみることにしました。
<専用アプリを使って在庫を管理>
次にトライしたのは、アプリを使った在庫管理方法。無料で使える便利な在庫管理アプリを見つけ、運用し始めました。アプリなら写真を撮り忘れることもなく、データの編集や検索も簡単にできます。バーコードを読み取るだけで入力ができたり、賞味期限の管理も同時にできたりと、無料でも機能が充実しているアプリ。これで、未使用のまま廃棄してしまう…なんてことも防げそうです。
必要なものをリスト化!1週間単位で考える
本当に必要なものを見極め、在庫管理を徹底しても、やはりお店で安くなっている商品を見るとつい買ってしまいそうになることもあります。そこでHさんは、お店に行く前に1週間の献立を考え、必要なものをリスト化することにしました。こうすることで無駄を省けるようになり、計画的に考えるので献立のワンパターン化も解消できるようになったそうです。
毎日のように激安スーパーに通っていたHさんでしたが、1週間単位で献立を考えるようになり、スーパーに行く回数も減らすことができました。以前は不足している食材があれば都度買い足していましたが、今は手持ちの食材で何とかやりくりして、スーパーに行かないよう工夫を開始したそうです。
激安スーパーに通う頻度を減らしたため、激安スーパーでは取り扱いのない調味料を大手スーパーに買いに行く時間もできました。本当に必要なものをリスト化すると、「不要なものは買わない」と、「本当に必要なものは買う」という選択が両立できるようになります。これで、再び子供たちは野菜炒めを食べてくれるようになり、安心したそうです。
毎日のようにスーパーに行かなくても、工夫すれば意外と何とかなることを発見したHさん。食材をやりくりすることで新たなメニューを作れるようにもなり、節約以外にもメリットを得ることができたそうです。
食材の流れを見える化すれば無駄が省ける!
食費の管理は、家計にとって大きな課題ですよね。食材そのものの値段が安くても、買う頻度や量が多ければ、結局食費自体も増えてしまいます。
今回ご紹介したHさんのように、あらかじめ予算や買うものを決めておき、買いすぎを防げば、気づかずに無駄にしていたコストをカットできるかもしれません。まずは、買うものと在庫をリスト化し、食材の流れを見える化してみてはいかがでしょうか。