はじめての株デビュー!その前に知っておきたい成功&失敗体験談

はじめての株デビュー!その前に知っておきたい成功&失敗体験談
マネーケア

投資を始めてよかった!株式投資にまつわる成功談

福沢「実際に私が会った方の『株式投資を始めて人生にプラスになった』という成功談を紹介するね。」

1つの銘柄を極め抜いた方

福沢「そのお客様は、某巨大テーマパークの大ファンでね。1単元だと高いから、まず単元未満株から始めたんだ。その後も、その銘柄だけをコツコツと買い増していったんだ。『ここまで株価が下がったから買い増し』『株価が上がったから半分だけ売って利益を確定して、あとは様子見』という感じで、ひたすらその銘柄だけを持ち続けたんだよ。」

夏目「なるほど!全部売っちゃうと株主優待がもらえないから、利益を確定しつつ、株主優待分は残してるんですね。」

福沢「その方がその株を買い始めて10年経つんだけど、含み損が出たことはあるけど、実損はなし。株主優待ももらえて喜んでるよ。」

手を出しやすい投資法から始めて少しずつレベルアップ

福沢「その方は、当初は『先回り投資法』で下がった時に買って、上がってきたら売る、をしていて。先回り投資法を繰り返して株価の動きに慣れつつ、他の銘柄も少しずつ研究していったんだ。」

夏目「株価の動きが読みやすい銘柄から始めて、徐々に広げていったんですね。」

福沢「そう。それから3年経つけど『この銘柄は長期で保有、こっちは短期狙い』というように、さまざまな銘柄を売買しているよ。『損することもあるけど、それも勉強のうち。自分の読み通り株価が上がると楽しいので、趣味のような感覚で楽しんでいる』と話してくれたんだ。」

夏目「『楽しむ』ためのコツって、ありますか?」

福沢「やっぱり、『相場に対する自分なりの考え』を持つことかな。SNSなどで他の投資家の意見を聞くのも大切だけど、ゆくゆくは自分自身で優良銘柄を見つけられるようにならないといけないと思う。他の人の意見に対して、『私はこう思う』とか『この人の話の根拠はどこかな』というように、自分なりの意見とか考えを持つようにするのがコツ。人にすすめられた銘柄だけ買っていたら、いつまでたっても相場観は養われないからね。」

企業研究が大好きになった

福沢「その方は、四季報の見方を知ってから四季報を読んで企業を研究するのが大好きになったんだ。いろいろな会社の事業や売上、経営戦略などを知っているので、婚活などで相手の会社の話が出た時『〇〇という事業をしている会社ですよね』というように話が広がるようになったんだって。株式投資といっても、いきなり株を買う必要はなくて、このような企業研究も立派な株式投資といえるよね。」

夏目「その方は、どんな銘柄を買ってるんですか?」

福沢「東証一部に上場する有名企業から、マザーズ市場などのベンチャー企業までいろいろ保有しているよ。話すと『こんな会社があったんだ』って初めて知ることもあったりして刺激になるんだ。」

夏目「株や企業の知識があると、人生が豊かになるんですね。私も面倒がらずに、企業研究を頑張ってみようかな。」

株式投資で自分自身にも投資しよう

夏目「株式投資を始めると自分が成長して、世界が広がりそうです。株式投資って、自分に投資することでもあるんですね!」

福沢「そうだね!大げさかもしれないけど『投資家夏目ちゃん』を自分自身で育てるイメージだね。」

夏目「何だか私、株式投資ができそうな気がしてきました!これから実際に株式投資を始めてみます!」

福沢「その調子だよ!わからないことがあったら何でも聞いてね。」

夏目「そうします!ありがとうございました!」

執筆者:ファイナンシャルプランナー 成瀬 なぎさ

成瀬なぎさ

証券会社で営業を経験。 退職後、投資の正しい知識を広めるためにライターの道へ。 金融関連の記事のライティングをメインで行なっている。 フィナンシャルプランナ...

プロフィール

関連記事一覧