ほったらかし投資は10万円からでも可能？おすすめの投資方法をご紹介

10万円から始めたいおすすめのほったらかし投資方法

ここからは、実際に10万円から始められるほったらかし投資の種類について紹介します。

どの投資でも大前提として少額投資を想定しているため、いきなり資産は増えないことを認識しておきましょう。どの投資方法を選択するにしても、長期的な投資を行うことが前提条件となります。

株式投資

10万円程度の資金があれば始められる株式投資は年々増えてきており、長期的なほったらかし投資にチャレンジすることで利益を得ることも不可能ではありません。また、様々な優待を受けることができる点も魅力的で、株主優待に楽しみを持ちながら長期的に投資していくのもよいでしょう。
株式投資は、自動で取引を行ってくれる自動売買システムなどを取り入れることで、ほったからしの運用が可能です。

投資信託

投資信託は、投資のプロに運用を委託できる投資方法です。細かい運用方法や知識はプロにすべて任せることができるため、手続きさえ済ませれば、あとは利益が出るのを「ほったらかした状態」でただ待つだけという手軽さがあります。面倒なことは詳しい人に任せたい、貯蓄はそこまでないが投資はしていきたいという人には特におすすめです。

中には数千円程度の金額でも始められる投資信託もあります。また、10万円の資金があるなら、すべてを1つの投資先につぎ込むのではなく、投資商品を分けて選択するのもおすすめです。分散投資を行うことで資産全体のリスクを抑えることができます。投資信託を利用する際は、投資対象をいくつか選ぶ「リスク分散」を心がけておくとよいでしょう。

不動産投資型クラウドファンディング

不動産投資型クラウドファンディングは、最近注目を集めている投資方法の1つで、1万円からでも始めることができることでも有名です。投資家から資金を募った状態で、集まった資金を使い不動産の運用を行う投資スタイルになります。

実際の物件の所在地などもしっかり把握した上で、物件の管理などは一切ほったらかした状態で不動産運営に関わることができるという魅力があります。
不動産投資に興味があり、まずは少額からでも始めてみたい人は、不動産投資型クラウドファンディングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

特徴やデメリットを確認して自分に最適なほったらかし投資方法を見つけよう

投資とは、自分が今使っていない貯蓄部分のお金を上手に運用して、増やしていく方法のことを言います。運用するにしてもしないにしてもほったらかした状態なら、まずは少額の10万円からでも投資を始めてみるのはよいかもしれません。

近年は、ほったらかしで運用できる投資商品もかなり増えてきています。投資に対して難しいイメージを持っていた人でも気軽に始められるため、ハードルは思っていたよりも低いと感じられるはずです。これから来る老後のためにも、じっくりと着実に資産を増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。

文：C・M
監修者：ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合