技術職から医療系事務職へ転職!給与の変化も公開します!
働いている状況や待遇にストレスを感じて転職を考えるとき、今までとは全く異なる業種に就こうかと悩むこともありますね。
今回は、技術職から安定を求めて医療系事務に転職した、筆者の体験談です。
転職前後の仕事内容や給与の変化などをご紹介します。内容は、筆者個人の見解となることを了承ください。
▼プロフィール
・amatsuhi 23歳(転職当時)
・音楽系技術科ある専門学校(2年制)卒業
・前職:楽器店の技術部に配属され、楽器の調整や修理をメインに勤務
・転職先:医院受付と医療事務を兼務
希望する楽器店に技術職として就職…しかし会社が倒産!
専門学校で学んだことを活かせる楽器店に就職
私は、音楽系専門学校で楽器に関する技術を身につけ、卒業後、希望する楽器店に技術職として就職できました。社員5人ほどの小さなお店で、給料は約16万円。決して多くはない金額ですが、好きな仕事ができるととてもうれしく思ったのを覚えています。
業績悪化で希望の技術職がなかなかできない日々
幼いころから好きだった楽器に囲まれ、2年間学んだ知識や技術を活かしつつ勤務していたのですが、本来希望する楽器の調整や修理の仕事はなかなかありませんでした。お客様確保のため、苦手な営業も行いましたが業績は振るわず、学校や個人宅に足を運ぶ楽器のルート販売などを行う毎日。やりたいことができない日々に、少しずつ不満が溜まっていきました。
ついに給料未払い…そして倒産
社員数の少ない地元密着型の楽器店であったため、全国にチェーン展開する店舗に押され会社の経営が傾き出すと、給料の支払いが遅延しはじめ、最終的には支払われなくなりました。給料の支払いが滞った結果、自分以外の社員が次々と辞めていき、慣れない事務や経理なども行わなければならず、技術者としての仕事や顧客確保に割く時間はさらに減少。そして23歳のときに会社は倒産し、退職を余儀なくされました。
自分がやりたくて就いた仕事だったため、なかなか技術職を諦めることができませんでした。しかし、別の楽器店には魅力を感じず、ひとりで稼げるほどの技術も身につけられなかったため、楽器業界とは縁を切り転職することを決意します。
安定した医療系事務職へ転職
前職の退職は、会社の経営が傾いたことがきっかけだったため、次は収入の安定した仕事に就職することを第一に考えました。そして、最初に思いついたのが医療業界です。
無資格でも働ける医院に転職決定!
無資格では就職が難しそうと思ったため、医療事務の資格取得へ向けた勉強をしつつ求職活動をしていると、資格の有無が関係ない医院もあることに気づきました。前職とはかけ離れた職種だったため、ダメかもしれないと悩みましたが、思い切って面接を受けると見事合格したのです。
職場の雰囲気はよく働きやすかった
就職先は、社員10数名の個人医院。医療系事務には珍しく、医療事務資格のない多職種からの転職組がほとんどの病院でした。そのため、職員同士が打ち解けるのも早く、チームワークが重要な医療系事務としては働きやすい職場だったと思います。分からない事はみんなで相談しながら、その都度解決して進めていくなど、とても良い環境で働くことができました。