源泉控除対象配偶者とは?わかりやすく概要や申告方法について解説
税金
源泉控除対象配偶者の申告方法
妻が源泉控除対象配偶者に該当する場合は、年末調整や確定申告の際に控除の申請手続きをする必要があります。夫が会社で年末調整の手続きをする場合は、基本的に確定申告は不要です。
年末調整書類(給与所得者の扶養控除等申告書)を受け取ったら、控除の対象となる配偶者の名前やマイナンバー、生年月日などの情報を「源泉控除対象配偶者」欄に記載します。
源泉控除対象配偶者を判定するタイミング
妻が源泉控除対象配偶者に該当するかどうかは、給与所得者の扶養控除等申告書(年末調整書類)を提出する日の現況で判断されます。
主な判断基準は、その年の合計所得額です。これは基本的に見積額であり、最新の源泉徴収票や給与明細など所得がわかるものを参考にして算出する金額です。
まとめ
今回は源泉控除対象配偶者とはどのような人が対象なのか、概要についてわかりやすく解説しました。ややこしくなりやすい源泉控除対象配偶者は、同一生計配偶者と混同しやすいため注意が必要です。源泉控除対象配偶者に該当すれば配偶者控除・配偶者特別控除を受けることができるため、共働きの場合は該当するかどうかをチェックしておきましょう。
控除を受けるためには、年末調整や確定申告が必要です。少しでも控除を受けられると家計が助かるので、源泉控除対象配偶者に該当する場合は、忘れずに申告するようにしましょう。