税額控除とは?所得控除との違いや基礎知識をわかりやすく解説

税金

所得税の計算でつまずきやすいのが、「税額控除」です。似ているものに「所得控除」があるため、税額控除と所得控除を混同している人も少なくありません。

税額控除には税金を抑えられるというメリットがありますが、それはなぜでしょうか。税金の計算をするなら、税額控除の仕組みについてはしっかり理解しておきたいところです。

そこで今回は、税額控除の基礎についてわかりやすく解説していきたいと思います。混同しやすい所得控除との違いについても触れていきますので、「この2つの違いがよくわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。

税額控除の基礎をわかりやすく解説

まずは税額控除について、基礎をわかりやすく整理していきましょう。

税額控除とは?

税額控除とは、課税所得金額に税率を掛けて算出した所得税額から、一定額が控除される仕組みのことです。

税額控除には、種類がたくさんあります。それぞれの特徴については後で触れますが、住宅ローンなど生活に根付いるものに関連した控除もあり、場合によってはかなりの額の控除を受けられることもあります。

税額控除と所得控除の違いは?

税額控除と混同されやすいものに、所得控除があります。どちらも税金計算の際に知っておきたい控除の仕組みですが、所得控除と税額控除にはどんな違いがあるのでしょうか。

まず、所得控除とはどんなものかを整理しておきましょう。所得控除とは、所得税を計算する上で所得から差し引くことができるもののことです。代表的なものに、基礎控除や配偶者控除、扶養控除などがあります。所得税を計算したことがない人でも、これらの所得控除は耳にしたことがあるかもしれません。

税額控除と所得控除の最大の違いは、「どこから差し引くか」です。所得控除は、所得税を計算するにあたって、所得から差し引くことができるものです。これに対して税額控除は、算出した所得税から差し引くものです。

所得の多い人は、所得控除でかなり多くの控除を受けることができます。一方で税額控除は、税金が多い人も少ない人も一律なので、税金の多寡による有利・不利はありません。

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C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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