クレジットカードでキャッシングを利用する際のメリットとデメリット
クレジットカードのキャッシング機能は利用したことがない人にとっては、ちょっとハードルが高いものかも知れません。しかし上手に使えば、毎日の生活をもっと便利に、あるいはお得にできることもあります。今回はキャッシングのメリットとデメリットの両方について解説します。
クレジットカードのキャッシングは怖い?
普段から支払いにクレジットカードを利用している人でも、キャッシングのサービスを利用したことがない人も少なくありません。その理由として、「金利の高さ」や「クセになりそう」「借金をしたくない」などが挙げられます。このように考える背景には、キャッシング機能に対する恐れがあるようです。確かに、キャッシングは無計画に利用するものではありません。しかし、キャッシングについて正しく知っておくことで、いざという時に問題を解決する選択肢の一つとして利用することができます。そのためにも、クレジットカードのキャッシング機能について、メリットとデメリットをしっかり整理しておきましょう。
キャッシングをするメリットとは?
クレジットカードでのキャッシングは、ショッピング枠とは別にキャッシング枠を設けることで利用できるようになります。クレジットカード1枚で、ショッピングにもキャッシングにも利用できるため、複数カードを所持する必要がありません。また、提携ATMなどで24時間いつでも現金を手にすることもできます。さらに、海外旅行に行った時には、現地のATMから現金を引き出すことも可能です。特に海外でお金がないと不安になるものですが、クレジットカードがあることで、より安心して現地での滞在を楽しむことができるでしょう。
キャッシングのデメリット
利便性の高いキャッシングですが、デメリットもあります。もっとも気にしたいのは、ショッピングの分割払いと比べると金利が高いことです。実質年率18.0%で設定しているクレジットカード会社も少なくないので、金利については事前に把握しておきたいところです。さらにクレジットカードのキャッシング枠も総量規制の対象となるため、年収の3分の1までの利用しかできません。また総量規制は他社との合計で管理されるので、新たにカードローンなどを利用される際には、キャッシング枠の利用残高に注意しておきましょう。
まとめ
なんとなく怖いというイメージのあるキャッシング機能ですが、いざという時に短期間だけお金が必要なケースでは、便利なアイテムにもなり得ます。ぜひ、キャッシングの特性を知って、賢く活用したいですね。