知っててよかった!海外旅行で外貨をおトクに両替する方法
外貨預金で両替する
旅行までに時間がある場合や、旅行は決まっていないけど外貨に変えておきたいというのであれば金融機関の外貨預金を使ってみるのもいいでしょう。
例えばネット銀行などではインターネットで普通預金から外貨預金の購入ができます。パソコンやスマホから、24時間、時間を問わず購入することが可能です。
しかも、円からドルに変えるとときの為替手数料は安いところだと4銭程度です。大手銀行の為替手数料が3円くらいなので比べてみると約75倍も違います。
例えば1ドル100円で10万円分両替したとすると、手数料4銭では999.6ドルに両替することができ手数料は40円ですが、3円だと970ドルに両替することになり手数料は3,000円になります。
例)換金レート、1ドル=100円の場合で10万円を換金する
100,000円=1,000ドル
1ドルにつき4銭(0.04円)の手数料の場合
0.04(円)×1,000(ドル)=40(円)、40円=0.4ドル
1,000ドル−手数料0.4ドル=999.6ドル
1ドルにつき3円の手数料の場合
3(円)×1,000(ドル)=3,000(円)、3,000円=30ドル
1,000ドル−手数料30ドル=970ドル
金融機関によって3,000円近くも手数料に差があるのです。さらに、金額が増えれば増えるほど差額は大きくなっていきます。
ですから為替手数料の安い銀行は事前に調べておくとオトクです。
円高だと感じたら少額からでも外貨預金を購入して未来の旅行のために備えておくといいでしょう。
また、引き出すときも現地のATMから現地通貨で引き出すこともできますし、お買い物などをデビットカードで決済することもできます。
決済のときには決済手数料や海外事務手数料が1%から3%程度かかります。しかし、金融機関によっては海外事務手数料分を年間30回までポイントバックするなどの優遇処置があります。ポイントは現金に交換することができるため、実質手数料無料で決済することもできるのです。
使うときの手数料については金融機関により異なりますので事前に確認してから使うようにしましょう。
現地で通貨が足りなくなったときには
海外旅行に行くときは、事前にいくらもっていくのか決めて両替すると思いますが、ついつい使いすぎて手持ちの現金が足りなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときは現地で両替することになりますが、いったいどこで両替したらいいのでしょうか。もちろん現地の銀行や両替所、ホテルでも両替することができます。慣れない海外では銀行やホテルなどは安心して両替できる場所でしょう。しかし、日本と同じで両替の手数料は高めに設定されています。
また、現地のATMで国際クレジットカードを使って現地の通貨を引き出すこともできます。しかしその場合は、引き出しに手数料がかかる場合があることと、海外キャッシングとなることに注意が必要です。
さらに、国際キャッシュカードを使って円預金から引き出すこともできます。その場合は手数料が1.6%から3.5%程度かかりますが、キャッシュバックやポイント還元をしている金融機関もありますので、念のためメインバンクのキャッシュカードが海外でも対応しているのか確認しておくといいでしょう。
まとめ
同じ「両替をする」という行動ですが、どこでするかの選択一つで1000円以上もおトクになる方法をご紹介しました。海外で両替する場合は、手数料だけでなく、ポイントやキャシュバックといったことも確認しておくことが大切です。
たかが手数料、されど手数料。せっかくの海外旅行、おトクに楽しみたいですね。