失敗から学ぶ 夏のボーナスでやりがちな無駄遣いとは
そろそろ待ちに待った夏のボーナスのシーズンです。ボーナスにまつわるアンケート結果を見てみると、半数以上の人が貯金と答える中、ついつい気が大きくなってしまい、失敗してしまったという人もいるようです。せっかくのボーナスですから最高の使い方になるよう、失敗から学んでみましょう。
夏のボーナス、無駄遣いあるある
実はボーナスで無駄遣いをして後悔したことがある人は多いようです。
意外と多いのが、エステや脱毛の高額コースを組んだけど結局行かなくなってしまったとか、資格取得のために何十万円もする講座に申し込んだけど挫折してしまったなどなど。
また高額なジュエリーや洋服を買ったけど勿体無くて着られないなど、思い切って行動したつもりが逆効果のこともあるようです。
みなさんも心当たりがありませんか。ボーナスは普段のお給料と違い特別なもののような気がしてしまい、つい気が大きくなってしまうのかもしれません。自分への過度なご褒美や、今までやりたくてもできなかったことに使おうとすると、失敗してしまうことが多いようです。
無駄遣いをしないためにできること
ボーナスに限らず無駄遣いは避けたいものですよね。そんな無駄遣いを避けるためには、やはり計画を立てることと、使う配分を決めることです。
特にボーナスはまとまった金額になることが多いので無計画に使ってしまうと、あっという間になくなってしまいます。ボーナスの支給前に何にいくら使うかを決めておくと余計な買い物はしなくなります。
しかし、ボーナスが支給されていないのに「ボーナス払い」で先に買い物をしてしまってはいけません。支給された時にはすでにその分は使えなくなってしまいます。ボーナスは必ずもらえるとは限らないため、「取らぬ狸の皮算用」にならないようにしましょう。
無駄使いを防ぐためには、ボーナスが支給されたらすぐにメインの口座とは別の口座に移してしまいましょう。それだけでもボーナスの寿命を延ばすことができます。その後立てた計画どおりに使うようにしましょう。
ボーナスは3分割して賢く使う
ボーナスは欲しかったもの、自分へのご褒美など何に使っても良いと思いますが、どんなものに使うにしても「目的」を持って使いましょう。
まず支給された金額の3分の1は貯蓄をすると良いでしょう。普段あまり使わない銀行の定期預金などにすると引き出すためのハードルが高くなりつい使ってしまうことを防ぐことができます。
そして次の3分の1は自分の未来にプラスになる使い方をしましょう。例えば、海外旅行に行って思い出を作る、異文化に触れる、習い事や資格にチャレンジしてみる、人脈を広げるためにイベントや交流会に参加してみるなどです。
そして最後の3分の1はお金に働いてもらう投資を始めてみましょう。外貨預金や、投資信託などが始めやすいでしょう。日本の現金だけでなく、外国の通貨や、投資信託を通じて世界経済に投資することで、資産を分散することができます。
まとめ
お金を貯めることが下手な人は、計画を立てることが苦手な人が多いようです。特にボーナスは臨時収入だという意識がある人だと無計画に使ってしまうことが多いようです。
計画を立てたら、それが本当に欲しいのか、必要な使い方か考える時間を取りましょう。時間をあけて考え直すと、意外と必要ないと思うこともあります。毎年同じ失敗をしないために今年の夏こそは計画上手になりましょう。