いまさら聞けない! 「正社員」と「パート」の違いって何?
正社員にパート、アルバイトに契約社員…働き方にはさまざまなカタチがあります。ですが、その違いがわかるという方は意外と少ないのでは?「働く時間が違うんじゃないの?」「お給料の支払い方の違いによるの?」など、なんとなくはわかっていても疑問は尽きないもの。今回は、「正社員」と「パートタイマー」の違いについてお話しします!
違い1:働く時間
パートは「週2回」「午前10時~午後3時まで」など、正社員よりも働く日数や時間が短いのが特徴。対して正社員は「午前9時~午後5時」など、決まった勤務時間(フルタイム)で長期間にわたって働くスタイルが一般的です。
違い2:給与形態
パートの場合は時給制をとっている事業所が多く、働いた時間の分だけお金がもらえるというシステム。一方、正社員は月給制が基本です。正社員は賞与や残業手当などの各種手当、昇格に伴う昇給などがあることも多いですね。このような給与形態をとっていない場合は、たとえ正社員と同等の勤務時間であったとしても非正規雇用=パートであるといえます。
違い3:パートのほうが好きな働き方ができる
契約で働く時間や日数を定められてしまう正社員と違い、パートの場合は働く時間や日にちを自由に選んで働きやすくなっています。経験を積んでいけば正社員登用の道が開けることも!
違い4:正社員のほうが保障がしっかりしている
契約期間の制限があり、賞与や手当、退職金の支払いが必ずされるとは限らないパートと違い、正社員は保証がしっかりしているのが何といっても魅力。また契約期間に制限はなく、会社が定めた福利厚生を受けられるといったメリットもあります。
自分に合った働き方を!
一見不安定な働き方のパートにも「お休みをもらいやすい」ことなど、家庭を持つ女性にとってはうれしい点もあります。また、手堅い保障が特徴の正社員にも、「残業や休日出勤もありえる」ことなどのデメリットがあるのです。それぞれの特徴を見極めて、自分に合った働き方を選びましょう!