【新社会人のボーナス】いつもらえるの? もらえる時期と金額とは

給与・ボーナス

社会人にとって年に2回の楽しみといえばボーナスですね。旅行や買い物、親孝行など様々な使い道が思い浮かびます。
新社会人の皆さんは、ボーナスがいつからどのくらいもらえるのかご存知でしょうか?新社会人のボーナス事情について詳しく説明しながら、ボーナスを有効に使う方法についてもお話します。

そもそもボーナスって?

ボーナスとは、給料とは別に支給される「特別賞与」のことです。金額は会社の雇用に関してのルールを定めた就業規則や、会社が社員に支払う賃金について定めた労働契約に詳細が書かれています。一般的に、夏と冬の年2回支給されます。

ボーナスが支給される時期

夏の分は6月下旬から7月上旬、冬の分は12月上旬から中旬の間に支給されるのが一般的です。会社によってばらつきがあるので、詳しい支給日は直接会社に聞いてみましょう。

新社会人の初ボーナス 金額平均は〇万円

夏に支給される新社会人の初ボーナスは、平均して5~10万円程度だといわれています。一般的なボーナスの金額とは、基本給の2カ月分程度が平均的なようですが、新社会人の場合は金額が少なくなっているようです。

新社会人の夏のボーナスが少ない理由とは?

ボーナスには支給額を決めるための「評価」する期間があります。言いかえると、ボーナス査定期間(対象期間)です。会社は、一定の期間の働きぶりを評価し、ボーナスをどのくらい支給するか決定します。

夏のボーナスは、一般的に前年の10月から今年の3月までがボーナス査定期間です。そのため、今年4月に入社した新社会人の場合は、査定期間外となり、満額は支払われないということになります。
そのため、新社会人の夏のボーナスは、「寸志」「金一封」程度に留められるのです。

新社会人のボーナス 冬になれば増額も!

一方、冬のボーナスの査定期間は4月から9月となります。そのため、冬は満額のボーナスを受け取れるのではと期待する方も多いことでしょう。
ですが、新社会人への冬のボーナスは、多くの企業が給与1カ月分と同額などの減額支給に留めているようです。

勤続年数が長くなり、任される仕事が安定してきたら徐々に金額がアップし、3年目の冬でようやく満額になるように設定している企業もあるほどです。
金額アップが少しでも早まるよう、日々の業務で働きが認められるよう頑張りましょう。そして、あなたの努力の結晶である貴重なボーナスを有意義なことに使いましょう。

NEXT:「FPが考える、ボーナスの使い方ワースト4は?」

続きを読む
1 / 2

舟本 美子

「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」 会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。 あなたに合った...

プロフィール

関連記事一覧