国際結婚の魅力とは お金でつまずかないために知っておくべきこと

結婚・出産

税金

日本に生活する外国籍の人も税金を納める義務があります。日本で所得がある外国人は、所得税(国税)と住民税(道府県民税・市町村民税)を納めなくてはなりません。
原則として、毎年1月1日からの1年間に得た個人所得のすべてに対して課税されます。住民税の納税先は1月1日現在、居住する市町村となります。

銀行口座・証券口座の開設

日本国内に居所があれば、外国籍の人も銀行口座を開設できますが、外国為替及び外国貿易法上の規制に抵触していないかなどの審査がなされることがあります。
証券口座についても同様に口座を開設できます。その際には、日本国内在住で日本国内の住所が記載されている本人確認書類と、マイナンバーの提出が求められます。ただし、米国人・グリーンカード(米国永住権)保有者・米国居住者の場合は一部商品の新規買付の制限などがあります。

まとめると、外国籍の人でも日本国内に居住している場合は、納税義務が発生します。また生命保険、銀行・証券口座は一定の条件がクリアできれば、生命保険の加入や口座開設もできるので結婚相手が外国人でも、資産運用が可能です。

また、婚姻届けなどの手続きは事前に確認しておきたいところです。国際結婚となれば、ビザの取得、在留資格、永住許可申請、帰化するなど、必要に応じた手続きがあり、またそれに伴う費用が発生します。こちらは事前に大使館などで申請手続き、費用を確認しておきましょう。
また、結婚後大きくかかるお金としては帰省費用があげられます。1年に一度は帰省したいと考えているのであれば、帰省費用も計画的にためておきましょう。
国際結婚にかぎらないことですが、結婚前にお金のことについて話合っておけたら安心ですね。

もし、別れるようなことがあった場合の把握しておきたい必要な手続きを解説します。

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今関 倫子

ファイナンシャルプランナー 外資系保険会社勤務中に、AFP資格取得後、独立系FP事務所に転職。ファイナンシャルプランナーとして活動し、女性を中心に年間のべ2...

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