「働く女性のお財布」に関する調査、70%が6枚以上のカードを財布に! 理想の枚数は?
ファイナンシャルプランナー(FP)が考えるカードの理想枚数は多くても4枚
ファイナンシャルプランナー(FP)として活動する筆者としては、カードの理想枚数は4枚です。「クレジットカード」「キャッシュカード」「ポイントカード」「交通系電子マネー」の4つです。
財布の一枚分のカード入れに複数カードが入っていて、普段見えないところにそれほど使用頻度の高くないカードが収納されているかもしれません。一度カードを全部取り出して整理してみましょう。
カード整理のポイント
1)クレジットカード 1枚
クレジットカードは締め日や引落日がカード会社により異なります。お金の管理をシンプルにするためにも1社に。年会費やポイント還元率、よく利用するサービスが付帯で優待されるなどの基準で選ぶと良いでしょう。
2)キャッシュカード 1枚
お財布の現金がなくなったときにその都度銀行で引き出すのではなく、給料日や月末など決めた日に必要な金額を引き出すことで、無駄な時間外手数料もなくなりカードも持ち歩く必要もなくなります。
3)ポイントカード 0枚もしくは1枚
ポイントカードはスマホアプリで管理。カードの代わりにアプリのバーコードをスキャンすることでポイントをためられます。
4)交通系電子マネー 1枚
クレジット機能のついている交通系クレジットカードならスマホアプリもありますが、年会費のことを考えるとカードを1枚持ち歩くのが現実的
カードの枚数がどうしても減らせない人は
クレジットカードなどはポイント還元率や利用したいサービスなどが同等で、なかなか複数枚を1~2枚に絞れないという人もいるかもしれません。また定期的に通うクリニックの診察券を持ち歩かなければいけないということもあるでしょう。そんな人は、専用のカードケースを利用することでお財布をすっきりさせる方法もお勧めです。
ファイナンシャルプランナー(FP)オススメのお財布の選び方
筆者はよく、お札を折らずにしまえ出し入れがしやすく、中身の管理がしやすい点から長財布をおすすめしています。ただ、長財布が絶対というわけではなく、好みや普段使用しているバッグの大きさなどにより、二つ折り財布が好ましいという人もいることでしょう。あくまでもお金の管理のしやすさから長財布をご提案していますので、二つ折り財布でもお財布の中の金額やカード類を把握できる状態であれば問題ありません。
筆者がファイナンシャルプランナーとして活動する中で、相談にいらっしゃるお客様を見ていて、お金の使い方や家計管理が上手な人はすっきりと整理整頓されたお財布を持つ人が多い傾向にあると感じています。お財布の中のレシートは、毎日帰宅後チェックをして使った金額を確認しつつ不要な物は破棄しましょう。小銭でパンパンになっている場合は、貯金箱などに入れるなど小銭を移しておくと、スリムで綺麗な財布になりますよ。
まとめ
「働く女性のお財布」についてアンケート結果をもとに理想のお財布選びとカードの枚数についてふれました。お財布は自分のお金の出入り口です。すっきり美しいお財布でスマートにお金の管理をしましょう。