20代のうちに入った方がよい保険、入ってはいけない保険

保険

20代のうちに入ってはいけない保険

養老保険

死亡した時の保障額と同じ金額が満期に戻ってくる保険を「養老保険」といいます。バブルの全盛期には掛け金よりもかなり増えたので貯蓄替わりにも使われていましたが、超低金利の現在は元本割れしてしまいます。

例えば25歳女性の養老保険(死亡100万の保障・10年後満期に100万円戻ってくる)月々保険料は9,000円。
10年間の保険料総額は108万円です。

死亡保険(定期保険・収入保障保険)

死亡保障を一定期間掛け捨てで保障する定期保険。
また、自分が万一の時遺族年金のような形式で月〇万円という契約時設定しておいた金額・期間分を保障する収入保障保険。
掛け捨てなので大きな保障額を安い保険料で準備することができますが、結婚する前の20代であれば必要ないでしょう。
結婚して守るべき家族ができたら、加入している年金制度から給付される「遺族年金」をふまえ不足があれば定期保険か収入保障保険に入るとよいでしょう。

介護保険

特定の介護状態になったら保険金が出るという介護保険。
20代から準備する必要はあるか吟味してみましょう。

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まとめ

保険は自分を守るための大切な手段ですが、一生涯支払う保険料を計算すると住宅の次に高い買い物となるほどです。
自分に必要かどうかしっかり見極めていきましょう。

稲村 優貴子

ファイナンシャルプランナー(CFP?)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ 大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポ...

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