万が一の災害に備える保険、チェックするならココを見る

保険

9月1日は「防災の日」です。これは、1923年9月1日に起き、10万人以上の死者・行方不明者を出した関東大震災にちなんで、1960年に内閣の閣議了解により制定されました。
「防災の日」は、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備する日です。さらに、「防災の日」を含む8月30日から9月5日までを「防災週間」とし、様々な活動が各地で行われています。
もちろん、避難訓練や防災グッズの準備も重要ですが、今回は経済的損失を補うための災害時に役立つ保険について考えてみることにしました。

災害に備える保険とは?

災害時には、家や家財の損害、車の損害、自分自身のケガなどが予想されます。この3つに関してはそれぞれ火災保険、家財保険、自動車保険、医療保険や傷害保険などである程度カバーすることができますが、加入の仕方によっては保険支払いが対象外という事もあり、証券を見て自分が加入している保険の補償内容をしっかり把握しておく必要があります。
まずは、それぞれの保険がどのようなことを補償してくれるのか確認してみましょう。

火災保険と家財保険

基本的に火災保険は家そのもの、家財保険は家の中の家財に対しての補償になります。補償の対象は、下記の災害などによる損害です。
・火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災、雪災、水災
・建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など
・漏水による水濡れ
・騒擾(そうじょう)・集団行動に伴う暴力行為
・盗難による盗取・損傷・汚損
・不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)

これに、地震保険を付帯すれば地震・噴火、またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没または流失による建物や家財の損害も補償されます。

つまり、火災保険や家財保険は自然災害も補償してくれるという事になります。
ただし、加入する保険の種類や補償内容の選択、さらに保険金の免責金額、加入できる限度額など、加入のしかたで補償の範囲が異なりますので確認は必要です。
特に共済の場合は、保険料は安いのですが、自然災害に対して補償範囲が狭かったり、カバーされる金額が低かったりするので注意が必要です。

災害に備えるには、加入保険の証券を見て、風災、雹災、雪災、水災が補償範囲に含まれているか、地震保険が付帯しているか確認しましょう。

自動車保険

自動車保険は車両保険に加入していれば、事故による損害ばかりでなく、台風、竜巻、雹、雪、雷、洪水、高潮が原因で自動車が損害を被った時に保険金を受け取ることができます。

一方、補償の対象外となるのは地震、噴火、津波ですが、「地震・噴火・津波危険補償特約」を付帯すれば保険金支払いの対象となります。ただし、この特約のない保険会社もありますので注意しましょう。
また、火災保険同様、場合によっては免責金額がありますので確認が必要です。
いずれにしても災害に備えるには、自動車保険に車両保険が付帯されている必要があります。

医療保険や傷害保険

自然災害時、ケガによる入院をしても医療保険でカバーできます。
傷害保険は、ケガによる死亡や、後遺障害、入院、通院を補償してくれるタイプもありますが、基本的に自然災害によるケガは補償の対象外です。災害時のケガの補償を求めるなら「天災危険担保特約」を付帯する必要があります。
傷害保険にその特約が付帯されていれば、保険証券に記載されているので確認しておきましょう。

災害は地域差があります

自分の住んでいる地域によってどんな災害が大きなリスクになるかは違います。大雨時の水害の心配な地域、地震被害が大きくなる可能性のある地域などそれぞれです。
災害時の補償をどう準備するかを決める指標として、お住まいの地域のハザードマップを確認することをお勧めいたします。
そして、自分の住んでいる地域にあった保険にすることで、いざという時に役に立つでしょう。

まとめ

自然災害は地域一帯が大きな被害を受ける可能性があります。
そんな時、誰もが自分の事で精一杯になります。自分の事は自分で守るためにも保険は重要な役目を果たします。しかし、加入のしかたで補償範囲が大きく変わります。
加入する時には保険料ばかりを気にしがちですが、自然災害にどう備えられるのかを意識して、ぜひ「防災の日」には保険の確認もしていきましょう。

廣木 智代

ファイナンシャルプランナー(CFP) 結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけ...

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