【体験談】デザイン業界から福祉職へ!未経験者の転職ストーリー

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未経験でも採用されるための心得とは?

最後に、前職の福祉事業所でアルバイトの採用面接に関わっていた私の経験談から、未経験の業界にチャレンジするための心得についてお話ししたいと思います。

採用側が重視するポイントって?

未経験者と言うと、資格保持者や経験者と比べてアピールポイントが少ないため、採用には不利と思いがち。もちろん経験も資格もあるという場合は、採用者の目に留まりやすくなりますが、採用側が見ているのは履歴書に書かれている項目だけではありません

意欲と問題意識がカギ

未経験者でも採用したいと思えるポイントは、応募者に意欲と問題意識があるかどうかという点です。入社したい会社や業界に対して「ここをもっと改善したら良い」という自分の意見を素直に伝えた上で、未経験でもこの会社で働きたい、改善していきたいという意欲をアピールすることが大切。

転職サイトなどに記載されているような一辺倒な謳い文句ではなく、自分の考えをしっかり話せるように練習しておきましょう。

実際に採用された人材とは?

実際に私が関わった面接のなかで、最終的に採用された福祉未経験の女性の話をご紹介します。ニコニコと愛想が良く、面接を行った管理者と趣味の話で盛り上がった彼女。ずっと福祉事業所で働く予定はないけれど、次のステップに進むために必要なスキルを得られると考え志望した、という素直な志望動機を今でも覚えています。

資格や経験がなくとも、意欲と目的意識がしっかりとした彼女は採用後もしっかり働いてくれました。未経験の職場に面接に行くときは、自分の意欲をしっかり言葉にすることが大切なのかもしれませんね。

未経験の業種でも、チャレンジする価値がある仕事

障害福祉の業界はマイナーではありますが、未経験者でもチャレンジしやすい職種のひとつ。誰かの役に立つ仕事に就きたいという人にもおすすめです。しかし、やりがいを感じる仕事である一方で、自身の健康管理も問われる仕事。自分にとってワークライフバランスが取れる仕事かどうか、しっかり見極めて応募企業を決めたいですね。

assan

グラフィックデザイナーから福祉職に転向した、異色の経歴を持つライター。 私生活では、わんぱく2歳男児の子育てに日々奮闘しています。

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