【トラブル解決】職場の人間関係に悩んだら試したいコト5選
社会人になると誰しも遭遇する可能性がある「職場の人間関係トラブル」。対処するのに頭を抱える人も少なくありません。そして、人間関係のトラブルは、なるべく穏便に解決したいと考える人が多いでしょう。そこで今回は、職場の人間関係に悩んだら試したいトラブル解決方法をご紹介します。
苦手な相手にこそ挨拶は自ら笑顔で元気よく
職場にはさまざまなタイプの人がいるため、苦手だなと感じる人がいてもおかしくありません。しかし、苦手なタイプだからといって自ら壁を作ってしまうと、更にトラブルを加速させてしまう可能性があります。
人間には、自分に好意がある人に対して敵意を抱きにくい心理があるため、苦手な相手には、あえて好意があるような印象を与えることが重要です。
手っ取り早く簡単に相手に好意を伝えられる方法が「挨拶」。明るく笑顔で挨拶することで、相手に自分の好意が伝えられます。まずは、「おはようございます」「お疲れ様です」などの簡単な挨拶から始めてみると良いでしょう。
相手の話は目を見てしっかり聞く
職場の人間トラブルの多くは、相手とうまくコミュニケーションを取れていない場合に起こります。「自分の話を聞いて欲しい。分かって欲しい。」という相手の気持ちを満たしてあげることで、解決する場合もあるようです。
会話するときは、めんどくさそうな顔をしたり作業と並行しながら聞いたりせず、しっかり目を見て耳を傾けるようにしましょう。相手の話にちゃんと相槌を打ち、ややオーバーにリアクションをすると好意として受け取ってもらいやすいです。
相手に「自分の話をしっかり聞いて分かってくれる人」だと認識してもらうだけで、スムーズに人間関係が運ぶこともありますよ。ただ、間違っても誰かの悪口などの会話には参加しないよう、気をつけましょう。
仕事として割り切って付き合う
職場にはさまざまなタイプの人が存在するため、どう努力しても馬が合わない人も出てきます。笑顔で挨拶などの対策を試みてもどうにもならないときは、仕事上だけでの関係だと割り切って付き合うようにしましょう。
無理に歩み寄っても、逆に相手を苛立たせてしまうかもしれません。最低限の挨拶や報連相をし、業務に影響していなければ気に病まなくても良いのです。
信頼できる上司や仲間を見つける
職場の人間関係の改善には、時間がかかることもしばしば。長期戦になることを想定すると、自分の味方や分かってくれる存在がいるだけで心強く感じます。信頼できる上司や仲の良い同僚などに相談すると、相手の性格なども把握しているため改善策を導いてくれることもあるでしょう。
相談するときは、相手の悪口にならないよう、「相手の性格」にフォーカスをあてず「トラブルになった出来事」を説明するようにします。出来事として扱うことで相手との関係性の修復が図れるのです。
また、複数人に相談すると噂として広まり、更なるトラブルを呼んでしまうかもしれません。相談相手は信頼できる少人数に絞ることをおすすめします。職場で相談相手が見つからない場合は、国やNPO法人が運営する総合労働相談や職場のトラブル相談ダイヤルなどの力を借りることも、検討してみてくださいね。
それでも無理なら部署の変更や退職を検討
さまざまな努力をしたけど、トラブルが改善される見込みがない場合は、部署の変更や退職を検討しても良いでしょう。人間関係におけるストレスは、鬱病や睡眠障害などの健康被害に陥ることもあります。体を壊す前に、自分の身を守ってあげることも大切です。
しかし、もう辞めるからと思って適当な対応をしていると、部署や職場を変えたあともトラブルがつきまとう場合もあります。身の振り方が決まっても、最後まで毅然とした態度で仕事に取組みましょう。
まとめ
転職や退職の理由の多くとして挙げられる「人間関係トラブル」は、誰でも悩むことがある身近な問題です。些細なトラブルでもほっておくと大きなトラブルへと発展することも考えられるため、早めの対処が必要になります。1日の長い時間を過ごす職場だからこそ、円満な人間関係を築きたいと思う人がほとんどでしょう。人間関係に悩んだら、まず対処法を実践してみてくださいね。