株式投資するなら知っておきたい用語「単元株」って何?

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合わせて「単元未満株」の用語も覚えよう

1単元でも資金が足りないというのであれば「単元未満株取引」という方法があります。
これによると、1単元100株の銘柄であっても1株から取引ができます。ただし、証券会社によって最低取引単位が1株もしくは10株であったりするので、各証券会社のHPで確認してください。
なお、単元株未満株取引サービスは「ミニ株」と呼ばれています。

ミニ株により、高くて買えないとあきらめかけていた銘柄を手にすることができるのです。ただし、注意点があります。それは、株主総会において議決権の行使ができないということです。なぜなら議決権は1単元ごとに与えられているからです。
ちなみに、単元未満株の保有でも、実質株主として配当や優待は持ち分に応じてもらえます。
なお、単元未満株をコツコツと買い増すことで1単元分になれば、単元株として所有し売ることも可能です。

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まとめ

株式投資初心者の方は、気になる銘柄の単元が高額の場合、単元未満株取引から始めてみてはいかがでしょう?予算内で単元未満取引であれば数銘柄の株を持つことが可能になる人もいるでしょう。リスクを分散するためにも複数の銘柄を持つことが重要です。
資金が少ない方や初心者の方は、ミニ株を通じて、少しずつ買い増ししていく方法をぜひ試してみてください。

廣木 智代

ファイナンシャルプランナー(CFP) 結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけ...

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