片づけのプロが自宅で愛用する収納用品TOP3とお金をかける理由
収納用品にお金をかけないと片づかない?
片づけのプロが自宅用に選ぶ収納用品は、一通り揃えるとなると決して安上がりとは言えません。しかし家を片づけようとするとき、必ずしも収納用品にお金をかける必要はないのです。
お金をかけない収納用品
お菓子の空き箱やティッシュの空ボックスに収納したり、牛乳パックで仕切りを作ったりと工夫をすれば、お金をかけずに収納用品を準備できます。厳密に言えば空き箱などは商品代金に含まれますが、捨ててしまうものを利用したと思えば実質0円です。
また、筆者がクライアント宅の片づけで、仮の収納用品として利用するのが紙袋。持ち手の部分を切り取って上部を中に折り込めば、箱状の収納用品になります。収納用品を購入する前に同じくらいの大きさの紙袋で使い勝手を試しておけば、無駄な買い物をすることもありません。
100円ショップの商品も優秀!
豊富なラインナップが揃う100円ショップの収納用品も、選択肢として外せません。サイズや色の展開も多く、筆者も自宅で多くの収納用品を使っています。100円ショップで収納用品を選ぶときは、同じ製造元の商品を選ぶと色や素材が統一され、見た目がスッキリするのでおすすめです。
収納用品にお金をかけないデメリット
お金をかけない収納はコスト面でメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあります。空き箱や牛乳パックを利用した収納では、プラスチック製品に比べて破損しやすく、衛生面の問題も心配です。100円ショップの商品は、商品の入れ替えやマイナーチェンジにより、買い増しができない可能性があります。
収納用品にお金をかけるメリット
収納用品は、生活必需品という訳ではありません。しかし、自分にとって使い勝手の良い商品を選ぶことで暮らしが快適になるので、ある程度経費をかけるメリットはあるのです。
ロングセラー商品
片づけのプロたちに支持されていた商品は、どれもロングセラー商品と呼ばれるものばかり。買い増しが必要になったときに商品が廃盤になっていた、という可能性も低いです。収納用品が揃っていると統一感が出て見た目がスッキリするので、片づけのモチベーションがアップする人もいるでしょう。
商品の質と使い勝手の良さ
安価な収納用品の中にも、金額以上の価値を感じる使い勝手の良い商品があります。しかし、コストカットのために、メッシュ状になっていたり厚さが薄かったりといった収納用品も見られます。
そのような丈夫さに欠ける収納用品は、高いところから出し入れする際に収納用品自体がゆがむことがあり、破損やケガにつながる可能性も。
商品の質はある程度価格に比例するので、収納するモノの重量によっては多少値が張っても厚手で丈夫な商品を選ぶことが大切です。また、見た目を左右する要素のひとつは質感なので、チープな印象を嫌う人は収納用品にもコストをかける必要があるでしょう。
豊富なバリエーション
豊富なバリエーションも、収納用品にお金をかける理由のひとつ。色やサイズを希望どおりに揃えることや、キャスターなどのオプション商品を使えることも、便利な収納システム作りに役立つでしょう。
とりあえず似たような収納用品で揃えてしまうと、スタッキングできなかったり色味やサイズが微妙に違ったりということがあります。同じシリーズで多くの選択肢から選べることは、長く便利に使える収納用品選びのポイントです。
収納用品にお金をかけることは快適な暮らしへの投資
収納用品はお金をかけずに工夫することもできますが、お金のかけ方によっては快適な暮らしへの投資となることも。自分の価値観に合わせて、どれくらい収納用品にお金をかけるのか決めると良いでしょう。ただし、自分に合った収納用品を見極めないと、せっかく購入したのにムダになることもあるので要注意です。