暗号資産(仮想通貨)未経験から学ぶNFT!なんで注目されているの?
なんでNFTが注目されているの?将来どうなるの?
純粋に作品を楽しむだけでなく投資としてNFTを活用していくのであれば、注目されている理由や将来性を知っておかなければいけないと思った私は、今後についても調べてみました。
現実世界との融合ができる
NFTでは、アートや音楽を保有して楽しむだけでなく、仮想空間の中に自分の分身を反映させ、現実世界と融合させることができます。
例えば、百貨店の「三越伊勢丹」では、実際の新宿を舞台に新宿伊勢丹内をメタバース(仮想空間)としてリリースしています。メタバース内では実店舗で販売されている商品が並んでおり、実際に購入可能です。現在はNFTとしての販売はありませんが、メタバースとNFTの相性は良いので、今後このような事例が増えていきそうですね。
また、私は株式投資をしていることもあり、さまざまな企業がこのメタバースやNFTに乗り出しているのを目の当たりにしています。実際に、Shinwa Wise Holdings株式会社の子会社では、「江戸バース」と呼ばれるメタバース内で、土地や道具、武器などがすべてNFTとなって展開されています。実際に江戸バースの内容を見ると、イラストが実写に近く、とてもリアリティがありました。メタバース内で実際の江戸の町のように、商売しながら経済を発展させていくことも可能です。この世界観の中で現実世界とは違う江戸の暮らしができるのかな?とワクワクしました。
今後は、ほかにも現実世界とメタバースの融合が進んだサービスが普及して、NFTを使ってメタバース内でライブを楽しんだり、旅行したりできる日が来るかもしれませんよ。
リアルな社会問題も解消できる!?
NFTは社会問題の解消に役立つ可能性があります。実際に、発展途上国でNFTアートを普及させ、現地のアーティストの支援をしている事例もあります。最近では、ジャニーズ事務所がチケットをNFT化させたことでも話題になっていました。
チケットをNFT化させることで、高額転売ができなくなったのです。かねてより、「転売ヤー」と呼ばれる人気アーティストのライブチケットを高額転売する人たちが社会問題となっていましたが、NFT化することで解消される見込みです。
今後NFTが発展していくと、より生活に身近な存在となりそうですね。
法整備は進んでいないので注意が必要
NFTを買おうと考えている私ですが、実際購入する前にしっかりリスクを把握しておきたい性格なので、注意点についても調べてみました。
暗号資産は法定通貨ではなく、比較的新しいものであるため、法整備がまだまだ整っていないのが現状です。その後出てきたNFTも例外ではなく、法律案を整えている途中のよう。それに伴って、詐欺も横行しています。NFTや暗号資産をうたった出資や投資の勧誘には十分注意し、金融庁の「暗号資産交換業者」に名前があるか、「金融商品取引業」への登録があるかなど、確認して自分の資産を守りたいですね。
また、今後、流通量が増えて一般的になるにつれて、税金面などの法律も整っていくことが期待できます。将来的には、現在より取り引きしやすくなるかもしれませんね。
次回はNFTの取引方法を紹介
実は、私は4年前に暗号資産取引所の登録を済ませており、最近はNFTの土地購入の応募を試みていました。ですが、暗号資産の取り引き自体は未経験であるほか、実際にNFTを保有したことがありません……。
今回、勉強していくにつれて、一度NFTを保有してみたい!という思いが強くなりました。次回は、実際にどのようなステップを踏むとNFTを保有できるのか、販売所による取り扱いNFTの違いについて紹介します。
NFTは私たちの生活の可能性を広げてくれる
NFTや暗号資産という言葉を耳にする機会はあっても、実際目にすることがない通貨や商品であるため、なかなか実態が掴みにくいのが現状です。しかし、NFTのライブチケットやアートが流通していくと、今後私たちの生活に密接に関わってくるでしょう。保有の有無に関わらず、どのような性質で何ができるのかは、知っておくに越したことはありません。次回からも、私といっしょにNFTについて学んでいきましょう!