脱・都心回帰で自分らしく生きる。デュアルライフのメリットとは

脱・都心回帰で自分らしく生きる。デュアルライフのメリットとは
マネーケア

デュアルライフのメリットは?

多くの人たちが憧れを抱き、実践しているデュアルライフには、どのようなメリットがあるのか、ご紹介していきましょう。

多様な価値観に触れることができる

デュアルライフを実践することによって、都市部にはないネットワークや人脈を形成することができます。都会の生活では決して交流することができない世代の人とコミュニケーションをとったり、豊かな自然や文化に触れたりすることで、多様な価値観に触れることができるのです。

生活拠点を2つにすることで、生き方や考え方の選択肢が増え、その結果人生が充実したものになった…というデュアラーも少なくありません。

オンとオフを切り替えてリフレッシュ!

デュアルライフには、休日と平日で生活拠点を変えることにより、オンとオフの切り替えが容易にできるようになる、というメリットもあります。

ウィークデーは仕事を頑張り、休日はのんびり暮らす…。
「デュアルライフは短時間の旅行であわただしく観光地を回るよりも、リフレッシュ効果が高い」と、あるデュアラーは語ります。

一拠点生活では、オンとオフの切り替えが難しかったり、休日になってもどうしても仕事のことが頭から離れなかったりするものですが、環境を変えることによって気分も一新、充実した毎日を過ごせるようになるのです。

新しい体験ができる

デュアルライフで田舎の文化や自然に触れることで、さまざまな新しい体験ができる、というメリットもあります。

例えば、「野菜作りやコメ作りなどの農業体験や、地域の伝統行事、ボランティアへの参加。都会生活でなかなか体験できないことができる」と語るデュアラーもいます。

地方へ通うようになってから地元の人たちと交流を深め、地域に溶け込む中で、さまざまな経験を積み重ねていくことができるのも、デュアルライフの醍醐味。
何度も滞在することでその地域の良さを開拓、その結果楽しみ方の幅が広がっていく…。それがデュアルライフの魅力なのです。

プレ移住で住み心地を判断できる

かねてから、セカンドライフを地方や田舎で過ごしたいと考えている人は一定数いました。しかし、地方へ移住した人たちがぶつかりやすいのが「コミュニティーの壁」。地域の人たちの輪になかなか溶け込めず、結果として肩身の狭い思いをした…という人も少なくありません。

そこで活用できるのがデュアルライフです。

本格的な移住を前に、その地域での暮らしぶりはどうか?コミュニティーに溶け込めそうかどうか?をデュアルライフで判断するのです。実際にデュアルライフをそのように活用している人は多く、総じて「プレ移住デュアラー」と呼ばれています。

新たなビジネスの可能性も

デュアルライフをきっかけに現地のコネクションができ、その結果、第二の職場としてビジネスチャンスが広がる可能性もあります。実際に、週末起業として、その地域の問題解決を目的とした会社を設立しているデュアラーもいるようです。

また、2018年に施工された「民泊新法」により、民泊にまつわるサービスと法が大きく前進。ある一定の条件をクリアすれば、「簡易民泊宿泊所」の免許を取得できるようになりました。

これを利用して、地方の空き家を購入しデュアルライフを実践、使用していない時には民泊として人に貸すことで副収入を得るデュアラーもいます。デュアルライフ用に買い取ってDIYした空き家に、民泊希望者が殺到…というパターンも。このようにデュアルライフは、方法次第で新たな収入の手段ともなりうるのです。

デュアルライフで人生を充実

Withコロナ、アフターコロナの新しい生活様式のひとつとして注目されているデュアルライフ。二拠点それぞれの生活目的を明確にすることで、毎日がより充実したものになるでしょう。

さらに、使い方次第で新たなビジネスの可能性を広げることも可能です。この機会に、あなたなりのデュアルライフの過ごし方を考えてみませんか。

パル吉

今までの人生経験と知識を元に、さまざまなサイトで恋愛、子育て、ライフスタイルに関するコラムを執筆。 お酒と本と音楽を人生の三種の神器とし、後口すっきり、でも...

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 2級ファイナンシャルプランニング技能士

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