株の取引画面ってどうなってるの?初心者でもわかる?

マネーケア

板情報の見方

福沢「次は板情報を見ていくね。『板』は、売りと買いの注文状況を指値別、枚数別で一覧にしたものだよ。」

板情報画面

夏目「たくさん数字があって、何を意味しているのかよくわかりません。」

福沢「それぞれの意味を見るべきポイントと一緒に説明していくから、一緒に勉強していこう!これを見れば、今ならどのくらいの価格で注文を出せば取引が成立するか、一目でわかるよ。」

①売り気配枚数VS買い気配回数

福沢「向かって左が『売りたい人の株数』、右が『買いたい人の株数』だよ。
『OVER』は、売り気配の板に表示されている価格よりも高い価格で売ろうとしている人の株数で『UNDER』はその逆。この板だと、『OVER』のほうが多いよね?」

夏目「本当だ!つまり、売りたい人のほうが多いということですね!」

福沢「そのとおり!この状態を『売り気配が強い』と言うんだよ。売りたい株数のほうが多いので、株価が下がりやすい局面ということだね。」

②個別指値での枚数をチェック

福沢「7,253円に31,300株という大きな売り注文が入っているから、『7,253円以上で売るのは難しいかな?』と考えることもできるよ。」

夏目「確かに7,253円で売りたい人がたくさんいたら、それ以上の価格で売り注文を出している人の番は、なかなか回ってこないでしょうね。」

福沢「そういうこと!でも、取引が多い銘柄は板の状況もすぐ変わるんだ。上がっていたと思ったらすぐ下げに転じるし、その逆もよくあることだよ。」

夏目「板情報を見て注文を入れる時は、先輩がさっき言ってた『売るなら前場、買うなら後場』も参考にしながら考えないといけませんね。」

③節目の見方

福沢「実際の板情報を見ると、この銘柄には7,250円や7,230円といった『節目』があることに気がつかない?そして、その近くの7,253円とか7,229円の株数が多いでしょ?人間は心理的に、キリのいい価格で注文を入れたくなってしまうものなんだ。」

夏目「確かに『7,250円より少しでも高い所で売りたい』ですし『7,230円より安く買いたい』って思っちゃいます!あえて、キリのいい数字より少し高く買う、少し安く売るという風に意識すれば取引が成立しやすくなるということですか?」

福沢「そう、そのとおり!夏目ちゃん、かなりわかってきたね。」

夏目「はい!『天井知らず、底知らず』で、欲張りすぎてはいけないんですよね!」

実際の取引画面を見てイメージできたかな?

夏目「実際の取引画面や板情報を見て、株式投資に感じていた難しいイメージが少し払拭できた気がします!」

福沢「それは良かった!株式市場には前場と後場があって、ネット証券からは24時間注文が出せるよ。でも、株式市場が開いている時間でないと取引は成立しないから注意してね。」

夏目「はい!あと、実際の注文画面も参考になりました。銘柄名やコード、概算金額などをきちんと確認してから注文を出すようにします。」

福沢「それから、板情報も確認してね。買いたい人、売りたい人が今どのくらいいるのか。商いの多いものから少ないものまで、いろんな銘柄の板情報を見てみて!」

夏目「先輩、次回はどんなことを勉強するんですか?」

福沢「次回はお待ちかねの、チャート情報だよ。株のチャートの見方を一緒に勉強していこう!」

タイミングがわかる!株を買うときのチャート画面の見方

執筆者:ファイナンシャルプランナー 成瀬 なぎさ

成瀬なぎさ

証券会社で営業を経験。 退職後、投資の正しい知識を広めるためにライターの道へ。 金融関連の記事のライティングをメインで行なっている。 フィナンシャルプランナ...

プロフィール