アラサー女子の退職金浪費に待った!筆者が大金を前に冷静を得た理由
マネーケア
キープ・育てる・自由なお金…分けて考え浪費防止!
国民健康保険や年金、税金でお金が必要と知り冷静になれた筆者。退職金を、キープするお金と自由に使えるお金を分けて考えることにしました。また、せっかくなので未来への投資として育てるお金についても考えてみました。
キープするお金
まずは当面必要な国民健康保険や年金、税金で必要な金額をざっと把握し、転職後の収入予定額とバランスをみながら、手をつけずにキープしておくべき金額を計算しました。これにより、退職にともなう収入から自由に使っても大丈夫な金額も概算できます。
育てるお金
せっかく退職金というまとまった資金があるのなら、未来のために少し育てておくのもおすすめです。筆者は、手段を考えた結果、退職金の一部を元手として貯蓄型の保険に加入することにしました。将来に対する保障を得ることができ、安心感につながっています。
またもうひとつ、積み立てていた前社の自社株の一部を換金せずに残すことにしました。「単元株」という、まとまった単位で株を残し、株主優待制度を毎年受けられるように調整。配当金をプチお小遣いとして受け取っています。
自由なお金
「支出に備えてキープするお金」、「保険や株で育てるお金」を確保したら、残りは自由に使っても大丈夫です。筆者は残りの退職金はパーッと使うことに決め、これまで会社に勤めてきた自分へのご褒美に、ブランドの腕時計を購入しました。メリハリのある退職マネーの使い方ができ、とても満足しています。
退職金は計画的に有効活用
退職後にかかるお金を事前に把握しているかどうかで、退職金の使い方は変わってきます。後々の出費を計算し備えておくことが、退職金を上手に使うコツです。特に結婚や休養のために退職を検討している人は、後々「お金が足りない」とならないよう、計画的に退職金を使って下さいね。