【あつ森】でゼロから学ぶ!お金の基本~金利やカブまとめ~

マネーケア

2020年の3月に発売されて以来、爆発的ヒット中のNintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」。大人も子どももハマる人続出ですが、今その内容がお金の勉強になると注目されているのをご存じですか?
そこで今回は、お金の知識に自信がない人にもおすすめ!あつまれどうぶつの森から学ぶ、金利や株についてまとめてご紹介します。

あつ森のATMで金利を学ぶ


画像:筆者撮影

あつまれどうぶつの森の中では、「ベル」と呼ばれる通貨が使われ、現実世界同様に買い物をしたりATMに預金したりできます。ATMに預けたベルは、毎月月末に0.5%の金利がつきます

現実社会において、日本のメガバンクの普通預金の金利が、現在0.001%なのに対して、なんと500倍もの高金利!そう考えると、すごい利率なのがわかりますよね。また、金利を引き出さずに貯めていくことで、複利の効果も学ぶこともできます。

10万ベルを預金し1カ月目に引き出した場合、利息が入ることで10万500ベルになります。一方、そのまま引き出さず2カ月目を過ぎると、10万500ベルに対する金利がつくため、10万1,002ベルとなるのです。元は同じ10万ベルでも、複利の効果を得ることで502ベルの差が生まれます

あつ森のATMでは、ベルを預けると金利によってお金が増えていくこと金利分も貯めていくことで複利の効果が期待できることなど、実際の金利に近い仕組みを学ぶことができるでしょう。

荒稼ぎを防ぐために金利の引き下げが実施!

ゲームの中では、日付設定をいじることで過去や未来を行き来できます。そのため、” ATMに預け入れをしたあと、未来に飛び利息をもらう”というやり方で、荒稼ぎをしているプレーヤーが多数いました。

そのせいからか、現在は金利が引き下げられ、以前は利息がマックスで99,999ベルもらえていたのが、9999ベルまで大幅ダウン!金利が下がったことで、ATMに預けっぱなしではお金が増えないという点は、現実世界と通じるものがありますね。
参考:あつ森攻略ガイド、みずほ銀行

あつ森のカブ売買で投資を学ぶ


画像:筆者撮影

あつまれどうぶつの森では、話をすすめていくと「ウリ」というカブを売るキャラクターが登場します。ウリは毎週日曜日の午前中に島へカブを売りにきます。カブは10カブ単位で購入でき、価格は毎週変動

購入したカブは、翌日の月曜から土曜の間なら各島にあるお店「タヌキ商店」にて売却が可能です。買値同様、売値も月曜から土曜の午前と午後で変動します。現実の株価も売値や買値が変動することから、あつ森のカブ売買で投資の基礎が学べますよ。

カブを売買してベルを増やそうと思えば、安値で買い、高値で売る必要があります。反対に高値で買い、安値で売れば損失になるため、買値と売値に注意しておかなければなりません。ただ、ウリから買う時点では翌日からのカブ価がどうなるかわからないため、自分であらかじめ許容リスクを設定しておく必要があるでしょう。

無理のない範囲で利益を生み出す仕組みを学べるため、現実の投資にも活かされますよ。また、購入から1週間過ぎてしまうと、持っていたカブは腐ってしまうため、長期保有はできません。1週間で売り切れる量と金額に注意しましょう。

カブで大きく儲けるための裏技

カブで大きく儲けるためには、「買値より大幅に価格が上昇していること」「数をたくさん保有しておくこと」のふたつが重要です。これらは、オンライン通信プレイによってクリアできますよ。

あらかじめ現在のカブ価が高い島をSNSなどでリサーチして、その島が開放されている場合はおでかけが可能です。その島にカブを持って行きタヌキ商店で売ると、自分の島で売るより利益になります。

カブ価は100ベル前後のことが多いですが、中には500ベル以上に高騰している島も存在。その島を利用して、たくさんの数を売買すれば大儲けも夢じゃありません。
参考:あつ森攻略サイト

続きを読む
1 / 2

marunon

2018年に投資をスタートさせた3児の母。 資産運用を通してお金の基礎知識をつけたいと思い、2022年にFP2級を取得。 マイペースに継続できる投資を心掛け...

プロフィール

関連記事一覧