お金貸しっぱなしの解決法 気持ちのいい伝え方とタイミング

マネーケア

 知人や友人に貸したお金が返ってこない…。そんな経験のある人も多いのではないでしょうか。
ちょっとした小銭が足りないという人にその場で貸したり、何かの支払いなどで資金が足りないと相談され数千円から数万円を貸したり、いろいろなケースがあるかと思います。その後、貸したお金をなかなか返してもらえない、そんなとき相手に嫌な印象を与えない、上手な伝え方とタイミングについてご紹介します。

【お金の貸し借りにトラブルはつきもの】

 貸したお金が、想定していたタイミングになっても返ってこないと、相手に対して不信感が芽生えます。金額が大きい場合はもちろん、数百円だったとしてもモヤモヤしますよね。
さらに時間の経過により、「どうして早く返してくれないの?」「本当に返す気があるの?」と、不信感に加え、不満や怒りにも発展していきます。

 最終的に連絡が途絶え貸したお金が帰ってこないなど、トラブルが起こる可能性が十分あることを認識した上で、お金の貸し借りをするようにしましょう。

【恨みを持たれない伝え方とタイミング】

 借りた側の人は、意外と貸した人ほど重く受け止めていない場合もあります。
そんなとき、「いつになったら返してくれるの!?(怒)」などと感情的になってしまうようなことは避けたいものです。貸した人が感情的になると、借りた側であるにもかかわらず、相手も感情的になりかねません。

 日頃、お金に関する相談業務の中で、こういったお金の貸し借りについての相談を受けることがあります。その中の成功例から、人間関係を壊さずに貸したお金を返してもらうためのコツをご紹介します。

○数百円~5千円の場合
 金額がそれほど大きくないときは、重い雰囲気にならないよう、「忘れていたけど今思い出した」かのように伝えると良いでしょう。
借りた人も多少は気まずいという気持ちがあっても、その後の関係性まで壊れてしまう可能性は低くなります。

・貸したときと近い状況に持って行ったり、またはそのときの前後の話題を振ったりして、相手が思い出すように促す。
・一緒に食事をするなどの機会があれば、さらっと「この前のお金返してもらってここで払っちゃおうかな」と言って食事代などに充当するようにして返してもらう

○5千円~数万円の場合
 金額が大きい場合は、ストレートに伝える方が良いでしょう。
しかし、その際は、早く返してほしい理由や相手の状況を気遣う言葉を付け加えると良いでしょう。

・「数日後に○○の支払いがあるから、この前の貸したお金、返してもらっていいかな」、などストレートに伝えながらもこちらも困っているので返して欲しい理由を伝える
・もし貸した金額がある程度高額であるなら、相手もすぐに返せない可能性もあります。そんなときは催促をしすぎて連絡が途絶えてしまうなんてことがないよう、分割払いなど少しずつでも確実に返してもらえるよう提案してみる

【親しいからこそ気をつけたいこと】

 「親しき仲にも礼儀あり」はお金の貸し借りにもいえることです。どのような親しい関係においても、お金の貸し借りの際には、返済の期限を決めておくことや、金額が大きい場合は、借用書を取り交わすことが必要でしょう。

【まとめ】

 良好な人間関係を築いていても、ときにお金の貸し借りにより壊れてしまうケースは珍しくありません。
できる限りお金の貸し借りはしない方が良いですが、避けられないときもあります。そんなときは、お互いにわだかまりが残らないよう、あらかじめ決めるべきことはきちんと話をした上で、お金の貸し借りをするようにしましょう。

田中友加

「自分らしい生き方」を応援!お金のパーソナルトレーナー 自動車販売業に従事した後、税理法人にて経営コンサルティング業へ。その後、IT関連会社を設立、取締役に...

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