仮想通貨取引を海外の取引所で行うには？メリットやデメリットをやさしく解説！

2019.03.19

マネーケア

仮想通貨のメリットの特徴といえば、国境がないことです。仮想通貨なら、日本にいながら海外の取引所を使って仮想通貨取引をすることができます。

法定通貨の場合と違って、簡単な作業と登録作業で気軽に海外の仮想通貨取引所を利用できるのですが、その前に知っておきたいことや、海外の仮想通貨取引所を利用するメリットとデメリットを見ていきましょう。

海外の仮想通貨取引所に登録する前に知っておきたいこと

海外の仮想通貨取引所を利用する場合は、まず登録をする必要があります。海外の仮想通貨取引所に登録する前に知っておきたいことを確認しましょう。

－海外の仮想通貨取引所は日本円の入金に対応していない！

海外の仮想通貨取引所では、日本円での入金に対応していません。海外の取引所ですから当然のことではありますが、初心者の方の盲点になりやすい点なので、しっかりと頭に入れておきましょう。

海外の仮想通貨取引書に入金するためには、まず、日本国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を調達します。そして、その仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金することで入金が可能になります。

つまり、日本円をまず、国内の仮想通貨取引所で仮想通貨に変えてから海外の仮想通貨取引所に送金するという手間がかかるということです。この場合、取引所によっては送金に手数料などがかる場合があります。

GMOコインなどであれば、海外の仮想通貨取引所への送金手数料がかからないので、できるだけコストを抑えるためにも、手数料がかからない国内の仮想通貨取引所にまずは登録することをオススメします。

－日本語に対応していない

海外の仮想通貨取引所は、基本的に日本語に対応していません。ですので、仮想通貨取引所を利用する最低限の英語が必要になります。登録画面や取引画面もすべて英語表記、もしくは仮想通貨取引所が所属している国の言葉ですので、日本語での取引はほぼ不可能といえます。

海外の仮想通貨取引所を利用するとどんなメリットがあるの？

海外の仮想通貨取引所に登録するメリットを見てみましょう。日本円の入金に対応していないなど、不便な面もある海外の仮想通貨取引所ですが、メリットも大きいのです。

・日本の仮想通貨取引所で対応していない仮想通貨取引ができる
仮想通貨の種類はとても多く、その数は1,500種類にも上ると言われています。ですが、国内の仮想通貨取引所で取引できるのは、多くても十種類前後です。それに比べて、海外の仮想通貨取引所では、ひとつの仮想通貨取引所で100種類以上の仮想通貨取引ができる取引所もあります。

たくさんの種類の仮想通貨を取引できるのは海外の仮想通貨取引所を利用する大きなメリットです。中には、国内の仮想通貨取引所では取引ができない仮想通貨もありますので、投資のチャンスが広がります。

・取引所形式で売買できる
海外の仮想通貨取引所は、ユーザー同士の取引が基礎になっており、日本のような販売所形式の取引はあまり行われていません。このため、多額のスプレッドを支払う必要がありません。

・登録が速い
海外の仮想通貨取引所は、アカウントの開設がとてもスピーディーです。日本の仮想通貨取引所に登録する場合は本人確認の書類などが必要ですが、海外の仮想通貨取引所はメールアドレスだけで登録できる取引所もあります。