新入社員必見! 社会保険加入手続きの基礎知識
年金・社会保険
新しい職場に入社した時、必ず行うのが「社会保険」加入の手続き。「たくさん書類を書かなければいけなくなるから面倒…」と思っている方もいるかもしれませんが、社員として働く以上、きちんとおさえておかなければいけないステップなのです。ぜひ知っておきたい、社会保険加入手続きの基礎知識をご紹介します!
社会保険は強制加入!
社会保険は、「労災保険」「雇用保険」「健康保険」「厚生年金」の4つに区分けされます。これはある一定の条件を満たしている従業員であれば必ず加入しなければいけない強制加入の保険であるため、加入させるべき従業員を雇用主側が未加入のままにしていると従業員側にかなりの不利益が生じてしまいます。リスク回避のために、採用時に必ず適切な手続きをすることが重要になるのです。
まずは「健康保険」「厚生年金」の手続きから
健康保険と厚生年金は、その適用を受けている事業所に常時雇用されている従業員はすべて加入対象になります。年金手帳・扶養控除等申告書・健康保険被扶養者異動届などの提出物を会社側に提出するようにしましょう。
雇用保険の加入手続きは?
主に失業保険などの役割を持つ雇用保険の加入手続きには、「雇用保険被保険者資格取得届」の作成が必要になります。期限以内に会社に提出すれば、会社側が管轄のハローワークに提出してくれます。
社会保険はアルバイトでも加入すべき!
アルバイトでの雇用だと「保険には加入できないんじゃ…」と思う方も多いようですが、それは間違い!社会保険は一定の条件を満たした従業員であればパート・アルバイトであっても加入しなければならないとされているのです。
社会保険加入は雇用者側の義務
従業員を社会保険に加入させるのは雇用者側の義務となっています。ですが、中には加入すべき社員を加入させていない事業所も。おまかせにするのではなく、社員のほうが正しい知識を身に着けておくことが大切なのです。