資格でキャリアアップ！高卒以上で挑戦できる国家資格と取得方法

輸入・輸出に関するプロフェッショナル「通関士」

通関士は、輸出や輸入を行う現場で活躍するプロフェッショナルです。輸出入に関する書類の作成や審査、各種手続きに携わります。試験では通関業法や関税法など、輸出入の現場で必要となる法律や知識が問われます。受験資格に、年齢や学歴の制限はありません。実務経験が5年以上ある場合は、学科試験が免除されるケースもあるので、先に現場に就職してから経験をつんだのちに受験する人も多い試験です。

通関士が活躍するのは、輸出入などを行う通関業者と呼ばれる世界。輸出入を行う際に、税関長に申請を行い、許可を取るのが主な仕事です。ときには、税関から許可がおりないなどのトラブルに遭遇することもあります。専門知識のほかに、事務処理能力や、先方とのやりとりを円滑に進める力も必要となるでしょう。

通関士の就職先として代表的なのが、運送会社や海運会社などの流通系の企業。輸出入業務を行っている商社やメーカーなどでも採用されています。全国各地に就職先があり、大手企業での求人も期待できる通関士。資格を持っていれば、幅広い活躍の場が用意されています。
参考財務省HP

資格を強みにして、新たな世界で活躍！

国家資格と聞くと、学歴や実務経験が必要なのでは？と思ってしまいがち。しかし、意外にも学歴不問の国家資格はたくさんあります。働きながらの勉強に不安があれば、スクールや通信教育をうまく使ってみるのもいいでしょう。自分がこれからどのようなキャリアを築いていきたいのか、そのためにはどのような資格が適しているのか、考えてみるのもいいですね。