転職時に採用されやすくなる!相手の心に残る職務経歴書の書き方
職務経歴書とは、自身の実務能力をアピールできる書類のことです。採用担当者は、職務経歴書から応募者の様々な能力を判断するため、ここをきっちり押さえておけば書類選考で有利に働きます。そこで今回は、転職時に好印象を与える職務経歴書の書き方をご説明します。
職務経歴書を書き始める前に
職務経歴書は読みやすさを重視するため、A4用紙2枚に抑えてパソコンで作成するのがオススメです。まずは、職務経歴書の形式を決めましょう。古い順に時系列を書いていく「編年体形式」、経験した業務ごとに書いていく「キャリア形式」、前述の2つを組み合わせた「自由形式」の3種類がありますが、転職の際は「過去の業務を習熟した上で辞めた」というアピールをするために、キャリア形式で書くと良いでしょう。
職務経歴書に書いておきたい内容とは
採用担当者は1日に何枚もの職務経歴書を読まなければいけないため、目を通す時間は1枚につき5秒程度です。したがって職務経歴書の最初には、経歴を200~300文字にまとめた「職務要約」を書いておく必要があります。短い自己PRとも言える職務要約を書くことで、次の職務経歴に興味を繋げられるのです。職務経歴には自身のキャリアを記入していきますが、担当業務に限らず営業スタイルや実績を盛り込むと、採用されやすい職務経歴となります。また、持っている資格や能力を書くことも重要です。応募した企業で活かせるものを、3~5点に絞って書いておきます。最後に書く自己PRは、志望動機を混ぜ込みながら、応募した企業に対してどのように貢献できるかを記入してください。女性は結婚や出産に人生を左右される印象を持たれやすいので、根拠のある出来事を重点的に書いて好印象を与えられる自己PRにしておきましょう。
職務経歴書で大切な自己PRを書くポイント
職務経歴書は実務能力をアピールする書類ですが、自己PRや志望動機が重要な位置にあるのはご存知でしょうか。自己PRは自身の強みを採用担当者に伝えやすい項目です。例文を参考にして書く方もいますが、採用担当者は数々の職務経歴書に目を通していますので、極力自身の言葉で書くことをオススメします。何故なら仮に書類選考が受かっても、面接は職務経歴書に基づいて行われるため、話しているうちに誰かの二番煎じだと見破られてしまうからです。まずは、今まで何の業務に携わってきたかを振り返り、どうして転職をしたいと思ったのか考えてみましょう。ここで、自身の得意なことを徹底的に洗い出します。あとは、自身の得意とする技術・知識・経験を、応募した企業でどのように活かしていけるかを自己PRにまとめるだけで、転職時に有効な自己PRの完成です。
転職だからこそ職務経歴書に力を入れよう
転職者に求められるものは即戦力です。新しい人生の一歩である転職を成功させるためにも、今回紹介した内容を参考にして職務経歴書を作成してみてくださいね。