妊娠したかも?妊娠検査や妊婦検診にかかる費用や助成金はいくら?
妊活中に生理が予定より遅れると、「あっ、妊娠かも!」とドキドキするもの。妊娠しているかどうかを判断するためには、妊娠検査をする必要があります。
でもこの妊娠検査にかかる費用って、病院によって結構差が大きいみたい……?
また、妊娠していることがはっきりしたあとの妊婦健診や、妊娠中から出産に向けて必要なものを買い揃えるなど、実際のところ、何にいくらぐらいかかるのかをチェックしてみましょう。
妊娠検査すると費用はいくらぐらいかかるの?
では、はじめに妊娠検査にかかる費用です。
市販の妊娠検査薬は500円~3,000円ぐらい
「妊娠かもしれないけど、もともと生理不順だし……」なんて時には、まずは市販の妊娠検査薬を使ってみると良いかもしれません。
市販の妊娠検査薬の価格は、製品によって異なりますが500円~3,000円程度が一般的です。尿に含まれるホルモンによって手軽に妊娠を判定することができます。
判定の結果、陽性であればどのみち産婦人科での検査を受診することになるため、妊活中など妊娠の可能性が高い場合は最初から産婦人科を受診しても良いでしょう。
産婦人科での妊娠検査の費用はどうなっているのでしょうか。
産婦人科での妊娠検査の費用はまちまち
産婦人科での妊娠検査は、病院によって検査項目などに違いがありますが、一般的には、問診、尿検査、血液検査、内診、超音波検査などを行います。検査費用も病院によってかなり異なります。
妊娠・出産は病気ではないため基本的に健康保険は適用されず、およそ5,000円~20,000円程度が相場となっています。
総合病院は検査費用が高め、個人病院は安めという傾向があるようですが、一概に言い切ることはできません。不安な場合は、受診する前に電話でいくらぐらいかかるかを問い合わせてみても良いですね。
妊娠かもと思ったら早めの検査が大事!
産婦人科で正常妊娠を確認できるのは妊娠5週目以降とされています。
生理の開始予定日から1週間ほど過ぎて始まらない場合は、産婦人科での検査が可能となります。
検査時期が遅くなると、子宮外妊娠など正常な妊娠でなかった場合の発見が遅れることになりますので、生理の周期を把握しておくことも重要です。
また、検査した病院の出産予約が埋まってしまう可能性もあります。妊娠の可能性が疑われる時は、早めに産婦人科を受診しましょう!
妊娠中の妊婦健診、回数や費用はいくらくらいかかるの?
妊娠検査や妊婦健康診査などにかかる費用は、治療が必要な場合を除き、基本的には健康保険の適用対象外となります。
そのため、妊娠していることが確定したあと定期的に受ける妊婦健診には大きな出費がともないますが、市区町村など住んでいる自治体から検査費用の一部が助成されます。
妊婦健診の回数や費用、また助成される金額はいくらくらいなのか、確認しておきましょう。
標準的な妊婦健診の回数
厚生労働省では、14回の妊婦健診を例示しています。
(1)妊娠満23週までは、4回(4週間に1回)
(2)妊娠満24週から35週までは、6回(2週間に1回)
(3)妊娠満36週から分娩までは、4回(1週間に1回)
参照:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf
妊婦健診の費用
妊婦健診費用も妊娠検査と同じく、医療機関により金額が異なりますが、およそ5,000~1万5,000円程度となっています。
妊婦健診の助成上限額
最大で14回の妊婦健診と超音波検査・子宮頸がん検診の費用を一部助成してくれる制度です。
たとえば、東京都世田谷区の場合の助成上限額は、
・妊婦健診 1回目 1万850円
・妊婦健診 2~14回目 5,070円
・超音波検査 1回分 5,300円
・子宮頸がん検診 1回分 3,400円
ですが、住んでいる自治体によって助成の上限額が異なるため、住んでいる市区町村に上限額を確認する必要があります。
参照:世田谷区 https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/001/001/d00135051.html