妊活にかかる費用ってどのくらい?医療費控除が使えるの?

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妊活にかかった費用は医療費控除が使えるの?

医療費控除の対象になるものは、医師による診療・治療の費用、治療・療養に必要な医薬品の購入代金、通院費などです。病院で支払ったものがすべて対象になるわけではないことに注意しましょう。
※国税庁 医療費控除の対象となる医療費

医療費控除の対象になるもの・ならないもの


国税庁ホームページを参考に筆写作成
*1 疲れを癒したり、体調を整えたり、といった治療に関係ない施術は対象外になります。施術を受ける機関で確認しましょう。
*2 出産で入院する際に、電車・バスなどの通常の交通手段によることが困難なため、タクシーを利用した場合、その費用は医療費控除の対象になります。
*3 検診結果で治療が必要になった場合には対象となります。

医療費控除を受けるには、確定申告が必要になります。医療機関の領収証を提出しますので、失くさないように注意しましょう。1年間に支払った医療費の合計が10万円(総所得金額が200万円未満の方は総所得金額の5%)を超えている場合に受けられます。

国からの助成制度があるものもありますので、詳しい内容を確認しましょう。

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小河 由紀子

FPオフィスOgawa 代表・ファイナンシャル・プランナー(CFP®)・終活アドバイザー 独立系FPのためのプラットフォーム会社に所属。 「お金に振り回され...

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