住まい賃貸物件選びの新サービス「OYO LIFE」とは? お得なの?

貯金・家計

 憧れの街や、通勤通学にもっと便利な街。住んでみたくても引っ越すのはハードルが高いものです。引越し費用は高いし、住んでみたら意外なデメリットがあったら、と考えるとなかなか決心がつきません。
しかし、今回紹介する「OYO LIFE」を利用すれば、もっと気軽にいろいろな街に住むことができます。

■OYO LIFE(オヨライフ)の新サービス

OYO LIFEは「旅するように暮らそう。」をコンセプトに、自分にあった賃貸物件を探せるサービスです。
OYO LIFEで引っ越し先を決める方法は、とてもシンプルです。
まず、インターネットでOYO LIFEのサイトにアクセスし、気に入った部屋を探します。地図からも選べるので場所をイメージしやすくなっています。賃料の金額がマッピングされているので、予算に合わせて選びやすいですね。

部屋が決まったらネットで申込み、クレジットカードで支払いをすませます。支払金額には、賃料のほかに共益費(電気・ガス・水道代、Wi-Fi代含む)が必要です。
また、本人確認書類として、免許証(両面)かパスポート(写真ページと住所ページ)のどちらかの提示をし、契約手続きをします。

契約手続きが完了したら、すぐに住みはじめられます。
全ての部屋に、家具家電一式が備え付けられていますし、Wi-Fiも完備ですから、手ぶらでもOKの手軽さです。1カ月から利用できるので、「一度は住んでみたい」、「ためしに住んでみたい」といった希望が、手軽な形でかなえられるのではないでしょうか。

OYO LIFEでは、「旅をするように暮らそう」と、新しい住まい方を提案しています。OYO LIFEのサービスは、気分に合わせて、しなやかに住まいを変えて楽しめるという、今までにないもの。
きっと理想の暮らしが見つかることでしょう。

■今までの賃貸住宅選びとの違い

なぜ、そんなに気軽に住まいを変えられるかというと、初期費用がぐっと抑えられるからです。
今までの賃貸住宅への引越しには、まとまったお金が必要でした。

○敷金・礼金が不要
今までの賃貸住宅では、敷金・礼金として家賃の1~4カ月分の費用を、初回家賃とともに支払う必要がありました。最近は、敷金・礼金が抑えられている物件もありますが、1カ月分でも単純に計算して家賃の倍額が必要ということです。

○仲介手数料、保険、保証会社の費用がゼロ
不動産業者に支払う仲介手数用はいりません。また、万が一、火事が起きても火災保険・災害保険はOYO LIFEが入っているので安心です。ただし、自分が持ち込んだ家財は補償の対象ではありません。自分の持ち物には保険をかけておきましょう。
また、保証会社との契約も不要です。

○家具・家電を新しく買う必要も無し
全ての部屋がすぐに住み始められるよう、家具家電一式、Wi-Fiが完備されています。
新しい部屋に合わせて家具を買い換える必要もなく、Wi-Fiの申込みや設定も不要。電気、ガス、水道などの公共料金などの管理もしてくれますので、引越しにともなう面倒な手続きが不要なことも助かりますね。

■物件オーナーとしての活用も

OYO LIFEのサービスは、住むことだけではなく、住まいを提供する方法としても活用できます。
家やマンションの一室を持っていれば、物件のオーナーとして賃貸に出し、家賃収入を得ることが可能ですが、空室になったら賃料は入ってきません。空室であっても、固定資産税はかかりますし、管理費などの維持費も必要です。物件の購入にローンを組んでいたら、ローンの支払いもしなくてはなりません。

しかし、OYO LIFEでは物件を長期借り上げて貸すという方法なので、空室のリスクがゼロ。しかも、定期的なメンテナンスと専門的な維持管理で物件の価値を下げないようにしてくれます。

■まとめ

新しい住まい方は、今までと比べてずっと手軽に実現できます。いろいろな部屋に住まうことで、お部屋選びのスキルが上がりそうですね。
そのスキルを生かして、オーナーになるのもいいかもしれません。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

プロフィール

関連記事一覧