シェアリングエコノミーで賢く節約する方法

貯金・家計

代表的なシェアリングエコノミーは、Airbnbなどが仲介している民泊です。空き部屋を旅行者に安く貸すことで、貸す人には収入になり、借りる人は宿泊代を節約できるメリットがあります。
今回は、民泊以外にも広がっているシェアリングエコノミーと、賢く節約する方法について紹介します。

シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーとは、今すぐに使わないものを、必要な人に必要な時だけ貸すことで、有効に活用をするシステムのこと。民泊の場合は、使っていない空き部屋の有効活用というわけです。

このシェリングエコノミーはレンタルとよく似ていますが、大きな違いは「個人と個人」のシェアであることです。レンタルビデオやレンタルドレスは、お店がレンタル用の品物を取り揃えて、お客さまに貸し出しをしています。
シェアリングエコノミーは、貸す人も借りる人も個人です。そしてシェアするものは、貸すために仕入れた商品ではなく、持っているけれども今は使わないものです。友達同士なら、元々していたことかもしれませんが、知らない人同士でもできることが大きな特徴です。
では、どのようなものがシェアされるようになっているのでしょうか。

民泊以外にも続々と登場

〇ライドシェア (自動車の相乗り)
・notteco 公式ページ
同じ目的地に向かう人同士で空席をシェア。ガソリン代や高速代をワリカンにするので、運転手も相乗りする人も低コストで便利に移動ができます。

・AINORY 公式ページ
タクシーに相乗りして、タクシー代をワリカンに。乗車経路、運賃、相乗り候補のプロフィールがアプリを使って確認できます。

〇荷物預かり
・ecbo cloak 公式ページ
旅行先などで便利なコインロッカーですが、大きい荷物が入らなかったり、空いてなかったりする悩みを解決。さまざまなお店の空きスペースにコインロッカーと同等の費用で荷物を預けることができます。最大辺が45センチ未満のバッグサイズなら1日300円、それより大きいスーツケースやベビーカーなら1日600円です。

〇家事のお手伝い
・タスカジ 公式ページ 
掃除・洗濯、料理・作り置き、整理収納、チャイルドケアなどの家事をお手伝いしてくれます。料金は1時間あたり1500円から、1回3時間です。家事代行サービスの料金相場は1時間あたり2000~3000円台なので、かなりリーズナブル。

〇特技をシェア
・coconala 公式ページ
知識や特技のフリーマーケット。占い、薬膳レシピ、ダイエットアドバイスなどが1回500円~。電話相談もあるので、気軽に利用できます。

あったら便利、助かるな、と思うサービスやものがシェアリングエコノミーにはたくさんあります。
今後も、さまざまなシェアリングエコノミーが生まれてくるでしょう。

賢く節約するには安全性も要チェック

個人対個人のシェアリングエコノミーの場合、必ずチェックしたいのが安全性です。シェアリングエコノミー協会は、安全性の基準を満たしたサービス(業者)には認証マークを付与しています。認証マークの有無をチェックしたいですね。

またそれだけでなく、トラブル回避のために、個人のレビューをしっかり確認しましょう。レビューは、どのような人たちが利用しているのか具体的にイメージできるので、大切なチェックポイントです。

まとめ

シェアリングエコノミーを賢く利用することで、必要な時だけ個人間でシェアするので、費用を抑えられ節約できます。個人対個人のシェアリングエコノミーだからこそのメリットを、ぜひ実感してみましょう。きっと世界が広がるはずです。
その時には、安全性のチェックは忘れずにしましょう。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

プロフィール

関連記事一覧