もうATMには並ばない 駅の券売機で現金引き出し

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銀行の時間外手数料を払いたくないから、仕事中やお昼休みにATMに駆け込んでお金を出していませんか?
そんな忙しい人に嬉しいサービス「券売機から現金引き出し」サービスが2019年春から始まります。便利なこの仕組みについて紹介します。

東急電鉄の券売機で現金が引き出せるように

銀行法施行規則改正(2017年4月1日施行)で、銀行以外の場所(スーパーのレジ、電車の券売機など)で出金する「キャッシュアウト」が可能になりました。
それを受け、2018年7月に東京急行電鉄(東急電鉄)・ゆうちょ銀行・横浜銀行などは、駅の券売機から現金を引き出せる「キャッシュアウトサービス」を2019年春に開始すると発表しました。PASMOやSuicaの普及で利用することが少なくなった券売機にまた光が当たることになりそうです。

便利になって暮らしはどう変わる?

このキャッシュアウトの仕組みは、スマホ決済サービス「銀行Pay」の仕組みが使われます。利用イメージとしては、専用アプリをダウンロードし、出金金額を入力してQRコードを発行します。スマホ画面に表示されたQRコードを券売機に読みとらせると、自分の預金口座から引き出せるという仕組みです。当然、手数料はかかりますがおおむね100円から200円位になる見込みです。

わざわざ銀行に行っても時間外手数料がかかるくらいなら、時短で券売機から出金した方がいいともいえます。給料日前後にお昼休み返上で、銀行ATMの長蛇の列に並んで出金するという日常がなくなるかもしれません。

キャッシュアウトの注意点

日々の生活の通り道でいつでも現金を引き出せるようになると、気軽にサービスを利用して何度も出金してしまうかもしれません。
しかし1回数百円の手数料も、回数を重ねると大きな出費になります。1回100円の手数料で月に3回出金したとすると、毎月300円×12カ月=3600円です。
現在の普通預金金利が0.001%ですから、普通預金に50万円あったとすると、1年でつく利息は税引き前でわずか5円。年に1回でも利用すると元本割れと同じことになってしまいます。

また、銀行に行く機会が減ると通帳記帳しなくなることで残高や利用明細を確認しづらくなり、お金を使いすぎてしまいかねません。便利なサービスではありますが、小さな手数料でもしっかり「払っている」という意識を持ちましょう。

まとめ

クレジットカードが普及し現金を使わないキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、やはり現金は必要です。
筆者はクレジットカードと金券と小銭200円しか財布に入っていないことを忘れていて、現金しか使えないコインパーキングで出庫できず、通りがかりの人に声をかけて金券を買い取ってもらったことがあります。(実話です。500円の図書カードを400円で買い取ってもらえませんか?現金なくて出庫できないんです、というと500円でいいよと500円玉を出してくれました)
現金を必要なときに好きなタイミングで引き出せる便利な「キャッシュアウトサービス」。賢く利用していきたいものです。

稲村 優貴子

ファイナンシャルプランナー(CFP?)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ 大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポ...

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