投資初心者が知っておきたい用語「インフレ」「デフレ」
マネーケア
インフレに対応できる金融商品は?
インフレに強いといわれているのは、株式や不動産です。
景気が良くなると、モノの値段が上がるという関係性があるといわれています。景気が良くなるということは、株や不動産の価格が上がることが期待できるのです。
現在、日本銀行は長らくの景気低迷の要因とされてきたデフレからの脱却を目指して物価上昇率2%を目標に掲げています。
仮に、物価上昇率の目標が達成され、毎年2%ずつモノの値段が上がるとします。モノの値段は確実に2%上がるのですが、金利がゼロに近い普通預金や定期預金等の円預金にお金を預けていたのでは全く増えませんから、買えるモノの量は減ってしまいます。これではお金を守る対応ができているとはいえません。
しかし、モノの値段が上がるとともに、価格が上昇すると期待される株式や不動産にお金を振り向けておけば、インフレに合わせて増えていくことになります。つまり、インフレへの対応策といえます。
特に投資初心者には、1,000円や10,000円といった無理のない金額ではじめられる投資信託がおススメです。投資信託は、1本で複数の株式や不動産などに投資できる商品です。
これからはインフレへの備えを
日常生活を思い返すと、2%まではいかなくても確実にモノの値段は上がっている印象です。モノの値段は据え置きでも、内容量が減っているということも多いようです。
預貯金の金利が上がればいいのですが、当分はあまり期待できそうにもありません。
これからは、株式や不動産などで、インフレへの備えをしっかりと考える必要がありそうです。