【賃貸OK】原状回復できる壁紙DIY!気分で貼り換えよう
失敗しない、壁紙を貼るときの注意点とは?
とても簡単に貼れるラッシュの壁紙ですが、いくつか注意点があります。このポイントさえ押さえておけば失敗なく綺麗に貼れますよ!
プレート類は外しておく
壁紙を貼っている最中にコンセントや電気スイッチのプレートに当たり「忘れてた!」となるのはよくある話です。あらかじめプレートを外しておくことを忘れないようにしましょう。そしてプレートが当たる部分に切り込みを入れ、形に合わせて切り抜いておきます。壁紙を貼り終えたら再度設置して完了です。
長さに余裕をもってカットしておく
天井から床まで、ぴったりサイズでカットしておくと綺麗に収まらず隙間がでて不格好な仕上がりになりやすいです。余った壁紙は最後にカットすれば良いので、上下約5cmずつ余裕をもたせておきましょう。
継ぎ目は1~2ミリ重ねる
壁紙は、紙の持つ性質上伸び縮みがあります。貼るときはピッタリ継ぎ目に合わせていたのに、乾くとほんの数ミリ隙間ができてしまうという現象が起きるのです。そのため、壁紙を貼るタイミングにあらかじめ約1~2ミリ継ぎ目を重ねておくのがおすすめ。乾いてきたら、ローラーなどでなじませれば完成です。
リフォームとDIYどのくらい費用がちがうの?
まずは、貼りたい壁の寸法を測ってみましょう。
例えばこの部屋の場合、壁の横幅=330cm、天井高=240cmという寸法です。
アクセントカラーとして、この一面のみに92cm幅の壁紙を貼る場合、計算式は以下のようになります。
【必要な幅数】壁の横幅÷壁紙ロールの幅 330cm÷92cm=3.5 ※小数点は切り上げるので「4」になります。 【必要な壁紙の長さ(m)】天井高×必要な幅数 240cm×4=960cm |
つまり、余裕を持たせて1000cm(10m)の壁紙が必要ということです。
計算がむずかしい!という人は、自動計算してくれるサイトもあるのでチェックしてみてくださいね。
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リフォーム業者へ依頼した場合
リフォーム業者に依頼する場合、壁紙の金額はグレードにもよりますが1平米あたり1,500円程度といわれています。つまり約8平米の面積に必要な壁紙料金は、12,000円ですが、これに既存クロスの処分費、下地補修費、出張費などさまざまな諸経費がプラスされます。これらをまとめた工事費が22,000円だとすると、消費税含めて約37,400円が相場といって良いでしょう。
DIYした場合
DIYした場合の費用も計算してみましょう。今回使用したラッシュの壁紙は、横幅が53cmのものだったので、ざっくり計算して20m弱必要になります。
53cm幅×10mのロールが1本7,700円(税込)なので、壁紙代は2ロール購入して15,400円(税込)でした。そこに1,320円(税込)のフレスコ糊を追加するので、材料費は合計16,720円(税込)です。
つまり、必要な道具が揃っていれば16,720円でDIYができるということになります。リフォーム業者に比べ、およそ2万円程度安く済ませられるのは大きな節約効果ですよね!
壁紙は模様替えのように気軽にチェンジして!
壁紙のDIYはポイントさえ押さえておけば誰でも簡単に貼りかえることができます。まずはトイレのような小さな面積からトライしてみたり、ワークショップなどに練習しに行ってみたりしても良いかもしれませんね。低コストで楽しめるので、筆者は二年に一度くらいのペースで壁紙DIYをしています。原状回復できて費用もあまりかからない壁紙DIYは賃貸に住む方にもとてもおすすめです。模様替えのような感覚でぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね。