【楽天銀行の子ども名義口座】開設時の注意点やメリットを紹介
スマホアプリでの口座管理は1つの口座だけ
まず悩んだのが、楽天銀行アプリは親と子どもなど、2つのユーザーを同時に使用できないということです。
楽天銀行アプリはセキュリティの観点からユーザー切り替えができないため、自分の口座をすでにアプリで管理していた場合、子どもの口座をアプリで管理することができません。ログアウトして再度ログインしようとしても、使用しているスマートフォンとの本人認証がされているため、ログイン自体ができないようになっています。
アプリで口座を管理できるのも楽天銀行のメリットと感じていたため、ユーザーを切り替えて利用できないのは、多少不便に感じました。結果、自分の口座は楽天銀行アプリで、娘の口座はwebでログインして管理しています。
すでに登録済みのメールアドレスは使用できない
もう1つ悩んだことは、口座開設には子ども用のメールアドレスを用意する必要があるのですが、すでに使用しているメールアドレスは使えなかったことです。
楽天銀行の口座開設には、「連絡用メールアドレス」と「サービス用メールアドレス」の2つのメールアドレスの登録が必要です。とくに「サービス用メールアドレス」が重要なものと位置づけられており、すでに登録しているメールアドレスは使えません。
今回の子どもの口座開設では、普段ほとんど利用していなかったキャリアメールのアドレスを使って無事に登録できました。「メールアドレス、そんなにたくさん持っていないし…」という方は、フリーメールアドレスを新たに作るといった対応が必要です。
我が家での楽天銀行子ども口座の使い方
娘の口座の使い方は当初、お祝い金やお年玉などの貯金が主な目的でした。しかし今は、これに加え、証券口座と連携したつみたてNISAや、ジュニアNISAを利用したいと考えています。
そのきっかけは、私が将来に向けた貯蓄のため、楽天銀行と楽天証券に口座を開設したことにあります。
これについての経緯は、こちらの記事からご確認ください。
娘の将来の教育資金を準備するにあたっても、使い方の慣れた楽天証券でNISAの利用を視野に入れています。
楽天銀行の子ども口座は家族間で使用するとメリットが受けやすい
今回、子どもの口座を楽天銀行に開設したことで、筆者1人の口座があったときより、多くのメリットを受けられていると感じています。設定で悩んだ点もいくつかありましたが、それを差し置いても、使い勝手のよい銀行だと思っています。
これから子ども名義の口座を開設しようと考えている方、楽天銀行の未成年口座に興味がある方の参考になれば幸いです。
